漢字読み講座

【今日の難読漢字】「銅壺」「馨香」「賀ぶ」あなたは何個読めますか?

今日の難読漢字は

「銅壺」

「馨香」

「賀ぶ」

の3問です!あなたは正しく読めますか?

難読漢字、1問目は「銅壺」!

「銅壺」の読み方をご存じですか?

「銅」は金属の銅で見る漢字で、「壺」はつぼのことをあらわす漢字ですが、「どうつぼ」とは読みません。

いったい何と読むのでしょうか?

「銅壺」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「どう○」の3文字
  2. 音読みです
  3. 料理の時に使われるものをさすことが多いです

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「銅壺」の読み方、正解は・・・


正解は

「どうこ」

です!

「銅」は金属の銅をさす漢字で、単語の最初につく場合多くは「銅製」のものをあらわしています。

「壺」は「口がすぼんだ容器」や「お灸をすえる場所、急所(いわゆる「ツボ」)」という意味がある漢字です。「つぼ」と発音することが多いですが、音読みは「コ」です。

「銅壺」はそのままだと「銅でできた容器」という意味になりますが、主に「湯沸し器」をさす言葉となっています。主に銅や鉄で作られた器で、水を入れて上に鍋などをかけて炊事すると一緒にお湯が沸くしくみとして、江戸時代までは多く使われていました。

「銅壺」の他の意味

「銅壺」は他にも様々な意味で使われることがあります。

  • 水時計・・・容器に水が移動したときの水面の高さで時をはかる。「漏壺(漏刻)」と呼ばれることが多かったが、素材が主に銅だったため銅壺と呼ばれることもあった。
  • 燗酒(温めたお酒)を造るための道具・・・火鉢に置いて湯を沸かすタイプと、熱源(炭火)を内蔵するタイプがあった。熱源のある方は「燗銅壺」とも呼ばれた。

銅には「熱伝導性が高い」「水が腐りにくい」という性質があり、水を扱う上で重要な役割を果たしていました。「銅の容器」に様々な用途があったことにも納得できますね。

様々な意味を持ち、暮らしの役に立っていた「銅壺」の読み方を是非覚えておいてくださいね。

難読漢字、2問目は「馨香」!

「馨香」の読み方をご存じですか?

「香」は「香水」など良い香りのものをさす漢字ですが、「馨」は人名で見かけるかも、というぐらいであまり使うことがないかもしれません。

いったい何と読むのでしょうか?

「馨香」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○○こう」の4文字
  2. 音読みです
  3. 「馨」「香」ともに訓読みは同じです

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「馨香」の読み方、正解は・・・


正解は

「けいこう」

です!

「馨」も「香」も「かおり」「かおる」という意味を持つ漢字です。似たような意味の漢字を重ねて使うことにより、強調する意味合いになります。

つまり「馨香」は「非常に良い香り」のことをあらわす言葉です。転じて、「良い評判が遠くまで伝わる」という意味で使われることもあります。

「馨」「香」「薫」の違い

同じような「かおる」でも今回使われた「馨」「香」の他に「薫」という漢字もありますね。意味に違いはあるのでしょうか。

「馨」「香」はだいたい同じ意味合いであると説明しましたが、「馨」には「(遠くまで伝わる)良い香り」から転じて「良い評判」という意味もあります。

また、「薫」には「香草」という意味や「いぶす」という意味もあります。また、抽象的な雰囲気をあらわす時は「文化の薫り」というように「薫」の漢字を使うことが多いです。

良い香りはとても気持ちの良いものです。香りの違いを楽しみつつ「馨香」の読み方を是非覚えておいてくださいね。

難読漢字、3問目は「賀ぶ」!

「賀ぶ」の読み方をご存じですか?

「賀」という漢字は「年賀状」などで使いますが、もちろん「がぶ」とは読みません。

それでは、いったい何と読むのでしょうか?

「賀ぶ」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「よ○○ぶ」の4文字
  2. 訓読みです
  3. 「慶ぶ」と同じ読み方です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「賀ぶ」の読み方、正解は・・・


正解は

「よろこぶ」

です!

「賀」という漢字は「祝う、よろこぶ」などという意味があります。年賀状に「謹賀新年」と書くことがありますが、新年をめでたいこととして祝う、という意味が含まれています。

「賀ぶ」は「物や言葉を贈って祝福する」という意味になります。

「同訓異字」

先程ヒントに出した「慶ぶ」もそうですが、「よろこぶ」と読む漢字はとてもたくさんあり、異体字も含めると20種類以上あります。同じ読み方なので「同訓異字」と言われます。意味も細かく分けると様々です。

  • 自分が嬉しく思う・・・悦ぶ、歓ぶ、欣ぶ
  • 相手に対してお祝いの気持ちを伝える・・・慶ぶ、賀ぶ

大きくは「自分主体」「相手主体」かに分かれています。年賀状は相手に送るものですから、相手主体の時に使うということですね。

なお、唯一の常用漢字「喜ぶ」はどちらの意味でも使います。

他人にお祝いを言う時「賀ぶ」の読み方を是非思い出してくださいね。

 

さて、難読漢字3問、いかがでしたか?
今回は何となく意味はわかるけど読みづらい問題を出してみました。

全問正解できた方も、今回はあまり正解できなかった方も、また難読漢字にチャレンジしてみてくださいね。

ABOUT ME
さとう みえ
漢字が好きで、学生時代に漢字検定2級を取得するも、社会に出てから特に書き取りが怪しくなっていることに気付きました。子供の宿題に付き合いつつ自分も勉強し直す日々です。IT×子育てのサイトを運営しています。