今回の難読漢字は「弱冠」「凸凹」「色斑」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「弱冠」
「弱冠」と書いて、なんと読むか分かりますか?
弱い王冠のことではありません。
男子で20歳のことを指しています!
さて、「弱冠」と書いてなんと読むでしょうか?
「弱冠」読み方のヒントは?
弱い冠という意味ではなく、まだ年が若いという意味で使われています。
男子で20歳のことを「弱冠」と言いますが、20歳前後の男子であれば「弱冠19歳で達成!」などと使うことができます。
元々、中国では「弱」と言われている20歳男子が元服して「冠」をかぶることから生まれた言葉なので、「弱冠」というのです。
何歳まで「弱冠」と使えるのか? という疑問も湧いてきますが、30歳を超えると違和感が出てくるように思えます。
同じ読み方をする「若干」は、そこまで多くない数量の事を指しているので、間違えて書いてしまわないようにしましょう。
「弱冠」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「弱冠」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「じゃっかん」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「凸凹」
「凸凹」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「凹凸」(おうとつ)とは、位置が逆になります。
位置が変わると読み方もガラッと変わります。
記号のようですが、ちゃんと漢字ですよ!
レンズなどにも使われており、たとえばコンタクトレンズは凸レンズ(近視)凹レンズ(遠視)です!
ちなみにちゃんと書き順もあります。
さて、「凸凹」と書いてなんと読むでしょうか?
「凸凹」読み方のヒントは?
「凸凹」は、「凹凸」と同じで高低差・格差が確認されるような状態の事をいいます。
どちらかというと、「凹凸」よりも「凸凹」の方が多く使われているような気がします。
身長差のある2人を「凸凹コンビ」とか、「凸凹兄弟」とか、ほかにも「凸凹道」などなど。
差があり過ぎるものに対して、よく使われていますね。
「凸凹」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「凸凹」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「でこぼこ」
です!
凸凹道って歩いてると体力奪われます。
平坦な道のありがたさを実感できますよ。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「色斑」
「色斑」の読み方をご存じでしょうか?
「いろはん」と読むのは、間違いです。
「斑」の字をよく見ると「班」とは少し違いますね。
日常的によく耳にする言葉ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「色斑」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 色に濃淡があって一様ではないこと
- 「斑」には「まだら」という意味があります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「色斑」の読み方!正解は!?
正解は「いろむら」です!
「色斑(いろむら)」の意味は、ヒントで示したように色に濃淡があって一様でないこと。
「斑」は色のむらという意味だけではなく、人の感情の乱れや物の大きさなど、様々なものが一定ではない様を表すことが出来る言葉ですが、「色斑」とすることで色に限定された意味になっています。
一般的な言葉ですが、漢字の書き方は知らなかった方が多いかも知れません。
この機会にぜひ覚えておいてくださいね。