漢字読み講座

「搗ち合う」の読み方は?「しまちあう」ではありませんよ【難読漢字】

「搗ち合う」の読み方をご存じでしょうか?

手へんに島の「搗」という字は、今まで見たこともない方が多いと思います。

もちろん「搗ち合う(しまちあう)」ではありませんよ。

普段の生活でよく耳にする簡単な言葉なのですが、漢字で書くとかなり難読になりますね。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「搗ち合う」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇ち〇う」の4文字です
  2. デートの約束の日が出張と搗ち合ってしまった
  3. 「合う」は「あう」と読んでOK

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「搗ち合う」の読み方!正解は!?

正解は「かちあう」です!

「搗ち合う(かちあう)」とは、何かと何かがぶつかり合うこと。

たとえば、乾杯のグラスが「カチン」と鳴ったり、出会い頭に車がぶつかったりすることを「搗ち合う」といいます。

また、タイミング悪くふたつの物事の時間や場所が同じになることも「搗ち合う」と表現します。

たとえば、「お昼休みのカフェで苦手な上司と搗ち合った」や「引っ越しの日が子供の誕生日に搗ち合った」などです。

そもそもの語源は、ひとつの臼(うす)で二つの杵(きね)を使って交互に餅をつくと、杵と杵がぶつかり合うことを「搗ち合う」と言っていたことにあります。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!