漢字読み講座

【今日の難読漢字】「﨟長ける」「島嶼」「球萵苣」全部読めたら漢字マスター!「島嶼」を「しまおこし」と読んだあなたは…?

今日の難読漢字は

「﨟長ける

「島嶼」

「球萵苣」

です!

 

あなたは正しく読めますか?

 

最初の難読漢字は「﨟長ける」!

「﨟長ける」は、「長ける」の方は読めるのではないでしょうか?

問題は「﨟」ですよね……

 

ヒントは「〇う長ける」!

〇に当てはまる言葉を考えてみましょう。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「﨟長ける」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「ろうたける

です!

 

「﨟長ける」は、

「洗練された美しさと気品がある人物」や「経験を積んだ立派な人」

という意味の言葉です!

また、主に女性に対して使う褒め言葉なのも覚えておきましょう。

 

「﨟長ける」の「﨟」とは、僧侶が仏門に入ってからの年数のことを言うそうです。

つまり、この年数が長いほど、経験が豊富で位が高いことを表しています。

 

その言葉が転じて、高貴で上品な女性のことを指すようになりました。

また経験を重ねているという意味を強調して使われることも多いですよ。

 

普段はなかなか使う機会がありませんが、

知っておけば手紙などを書く際に、使う言葉により深みが生まれます。

小説などでも使われる「﨟長ける」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

 

次の難読漢字は「島嶼」!

「島嶼」は、なんとなくの感じの見た目で「しまおこし」と読んでしまいませんか?

この読み方は不正解。

この漢字においては「島」は音読みで使われています。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「島嶼」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「とうしょ

です!

 

「島嶼」は、

「大小の島々」という意味の言葉です!

 

実は、「嶼」は「小さな島」のことを指す漢字!

「島」は「嶼」よりも「大きな島」のことを指すので、

この2つが組み合わさることで「大小さまざまな島々」という意味になります。

 

他の言葉と組み合わせて使うこともあります。

たとえば「島嶼国」。

こうなると「大小さまざまな島々で構成された島国」のことになります。

また「島嶼化」というと、動物たちが島の環境に合わせて

巨大化したり弱くなったりすることを言います。

 

言葉としてさまざまな場面で使われる「島嶼」。

小説や論文などでは見かける言葉なので、

覚えておくとさまざまな言葉が理解できるようになりますよ。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

最後の難読漢字は「球萵苣」!

「球萵苣」は、こう見えて実はとある野菜のこと。

ある野菜の和名なのですが……

 

ヒントは「丸みがある葉物野菜」!

サラダや炒飯などで使われるのですが……

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「球萵苣」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「たまじしゃ

です!

 

「球萵苣」は、

「レタスの和名」です!

 

レタスといえばキク科の野菜で、

ふんわり芯に巻いた葉や、シャキシャキとした食感が特徴の野菜。

食物繊維が豊富なことでも知られていますよね。

 

もともと「萵苣」は「ちしゃ」や「わきょ」と読みます。

「ちしゃ」の由来は「乳草(ちちくさ」」だそうで、

切ると白い液が出ることから、「乳草」と呼ばれるようになったのだとか。

 

なんとなく洋風な印象が強く、和名に馴染みがないレタス。

ただ、日本では古くから料理に使われてきたそうで、

なんと平安時代時ごろから食べられていたのだとか!

 

実は古くから食べられてきた「球萵苣(レタス)」。

日常的に使う言葉ではありませんが、知っておいて損はありません!

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

 

どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。

ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!

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toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!