漢字読み講座

【難読漢字】「婁ぐ」の読み方は?意外な読み方と意味に注目です!

「婁ぐ」の読み方をご存じですか?

「婁」がつくりにある漢字ですと「樓(楼)」という漢字は見かけることがありますが、「婁」だけだといったい何と読むのでしょうか?

「婁ぐ」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「つ○ぐ」の3文字
  2. 訓読みです
  3. 「維ぐ」と同じ読み方です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「婁ぐ」の読み方、正解は・・・


正解は

「つなぐ」

です!

「婁」という漢字は「ひく」「むなしい」「つなぐ、つながれる」という意味があります。

「婁ぐ」は「引き寄せる」「つなぐ」などの意味を持つ言葉になります。

「婁ぐ」と「維ぐ」

ヒントに出した「維ぐ」も「つなぐ」と読みます。

「つなぐ」と読む言葉には「繋ぐ」をはじめとして様々な漢字があてられていますが、特に「婁ぐ」と「維ぐ」には「綱を使ってつなぐ」という意味合いがあります。

綱につながれるものとしては、移動しやすいものがイメージされるのですが、こと「婁」という漢字には「牛をつなぐ」という意味があります。何故ピンポイントに「牛」なのかは不明です。

一方「維ぐ」の方は「つなぎとめる」から転じて「体制を引き締める」という意味で使われることもあります。似たような意味ですが、「維ぐ」の方が使われる意味としては広めになるようです。

同じ読み方の多い言葉ですが「婁ぐ」の読み方を是非覚えておいてくださいね。

ABOUT ME
さとう みえ
漢字が好きで、学生時代に漢字検定2級を取得するも、社会に出てから特に書き取りが怪しくなっていることに気付きました。子供の宿題に付き合いつつ自分も勉強し直す日々です。IT×子育てのサイトを運営しています。