今回のお題は「難くない」「魚露」「卜日」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「難くない」
「難くない」の読み方をご存じでしょうか?
「むつかしくない」や「むずかしくない」と読むのは、どちらも間違いです。
「難しい(むつかしい/むずかしい)」は送り仮名に「し」が必要ですが「難くない」には「し」がありません。
よく使われる言葉なので、活字を読む機会の多い人はすぐにわかったかも。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「難くない」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇くない」の5文字です
- 「想像に難くない」という表現がよく使われます
- 「難しくない」と同じ意味です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「難くない」の読み方!正解は!?
正解は「かたくない」です!
「難くない(かたくない)」とはヒントにも示したように「難しくない」と同じで「むつかしくはない」「容易に可能だ」といった意味です。
「想像に難くない」はよく使われる言葉ですが「容易に想像できる」という意味。
また「言うは易し行うは難し」という慣用句も有名ですね。
「言うのは簡単だけど実際に行うのは難しい」という意味です。
2問目はこの漢字!「魚露」
「魚露」の読み方をご存じでしょうか?
かなり難しい問題なので、ヒントなしで読めた方はすごい物知りだと思います!
「魚」という字が使われているように、魚と食べ物に関係のある言葉ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「魚露」の読み方のヒントはこちら
- カタカナで書くと「〇〇〇ー」の4文字です(「ー」は長音)
- 魚を使って作る調味料の一種
- 中国や台湾で生産されています
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「魚露」の読み方!正解は!?
正解は「ユイルー」です!
「魚露(ユイルー)」とは、魚を塩に漬けこんで発酵させて作る、アジア圏の料理によく使われる魚醤(ぎょしょう)の一種で、中国や台湾で多く製造されています。
魚を熟成させた上澄み液で作るので、魚の深いうま味とコク、塩味が味わえるのが特徴。
アジアの魚醤といえばナンプラーが有名ですが、魚露は知らない方が多いのではないでしょうか。
それにしても、「魚(さかな)の露(つゆ)」と書いて「ユイルー」と読ませるとは、奥が深いですよね。
最後はこの漢字!「卜日」
「卜日」の読み方をご存じでしょうか?
「とび」と読んでしまったら、ちょっと笑われるかもしれませんよ…
ちなみに「とじつ」と読むのも間違いです。
あるジャンルに詳しい人ならすぐに読めるのではないでしょうか。
でも、一般の人にはやっぱり難しいですね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「卜日」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 「卜」はカタカナではなくてれっきとした漢字ですよ
- 「日」は「じつ」と読んでOK
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「卜日」の読み方!正解は!?
正解は「ぼくじつ」です!
「卜日(ぼくじつ)」とは、日の吉凶を占うことをいいます。
占いに詳しい人ならこの言葉を知っているかもしれませんが、一般の人には馴染みのない言葉ですよね。
「卜」という字は一見カタカナのようにも見えますがれっきとした漢字で、この一文字で「占い」という意味を持ちますよ。
また、「卜」を使った熟語には他に「卜占(ぼくせん)」「卜辞(ぼくじ)」「亀卜(キボク)」などがあります。