今回の難読漢字は「閑古鳥」「萎萎」「蔓茘枝」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「閑古鳥」
「閑古鳥」と書いて、なんと読むか分かりますか?
この漢字は多くの人が正解すると思います!
「閑古鳥が鳴く」って聞いたことがありませんか?
さて、その「閑古鳥」ってなんて読むでしょうか?
「閑古鳥」読み方のヒントは?
「閑古鳥」とは、お店などが流行らずさびれた様子の事です。
「閑古鳥が鳴く」は、さびしい様子を表す言葉で、商売が流行らない様子を表せています。
さて、その閑古鳥、郭公(かっこう)の別名だと知っていましたか?
「閑古」が静かに落ち着いているという意味があるので、郭公が閑古鳥と呼ばれるようになりました。
郭公は、まあまあ森の奥深くに行かないと居ないため、人里離れた森で郭公だけが鳴いているなんてこともあり、郭公の泣き声だけが響き渡るというなんとも寂し気な様子から「閑古鳥が鳴く」=「さびれた」というイメージになったのだそう。
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」ですね!
「閑古鳥」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かんこどり」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「萎萎」
「萎萎」の読み方をご存じでしょうか?
「萎える(なえる)」の「な」という字なので、「なな」と読んでしまいそうになりますが、もちろん間違いです。
なんとなく元気がなさそうなイメージは受けますが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「萎萎」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 「萎れる」と書いて何と読む?
- 「試合に負けて萎萎と退散した」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「萎萎」の読み方!正解は!?
正解は「しおしお」です!
「萎萎(しおしお)」とは、「気抜けして元気のない様子」「萎れて元気のない様」を表す言葉。
ヒントで示した「萎れる」の読み方は「しおれる」なので、「しお」を2回繰り返して、「しおしお」と読みます。
「萎」をふたつ重ねることで、元気の無さをより強調しているんですね。
一般的にはひらがなやカタカナで書くことが多いので、なかなか読みにくかったかも知れません。
最後はこの漢字!「蔓茘枝」
「蔓茘枝」の読み方をご存じでしょうか?
パッと見た印象で「つるかえだ」と読むのは、もちろん間違いです。
とはいえ、何と読むのかさっぱり見当もつかない人が多いかもしれません。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「蔓茘枝」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 夏野菜の一種です
- 産地としては沖縄が有名
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「蔓茘枝」の読み方!正解は!?
正解は「つるれいし」です!
「蔓茘枝(つるれいし)」とはビタミンCをたっぷり含む夏野菜「ゴーヤー」のこと。
ゴーヤーは別名「苦瓜(にがうり)」とも呼ばれ、英語では「bitter melon」といいます。
ゴーヤーが日本に入ってきたのは江戸時代で、九州や沖縄で作られ出したのが始まり。
独特の苦みがゴーヤの特徴ですが品種によって苦みの強さは異なり、強いものからほとんど苦くないものまでさまざま。
また、中には白いゴーヤやイボイボの無いものなど、いろんな品種が出ています。