漢字読み講座

「才媛」「偉業」「摩れる」これら3つの漢字の読み方がわかりますか?

今回は「才媛」「偉業」「摩れる」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「才媛」

「才媛」

これ、何と読むかわかりますか?

 

難しい漢字ではないですが、

いざ読もうとすると読めない…

そんな方が多いこの言葉。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「才媛」読み方のヒント!

 

「才」

こちらの文字は「歳」の略字としてよく使われますよね。

また「才能」「天才」などでも使われます。

 

問題は「媛」

一番見慣れているのは「愛媛県」での使い方ではないでしょうか?

 

でもここでの読み方は「ひめ」ではないですよ!

 

さて、読めるでしょうか?

 

「才媛」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「さいえん」

です!

 

 

「才媛」は

「高い教養や才能を持つ女性」

という意味。

 

以前は結婚披露宴のスピーチなどで

「新婦は県内有数の進学校を卒業した才媛で…」

などと、褒め言葉として使われていました。

 

似たような意味の言葉として「才女」

高い教養を持つ男性に対して使う「才子」という言葉もあります。

 

褒め言葉ではあるのですが、

現在は場面や世代、使う人によって

差別的表現に取られてしまうこともあります。

 

また、目上の方に使うのは失礼とされる言葉。

使いどころがなかなか限られる言葉なのです。

 

「TOEIC900点以上の才媛」など、

客観的指標で、誰が見てもすごい場合に使うのが良さそうです。

 

読み方は知っておいて損なし!

 

いざ「才媛」の言葉が出てきた時に、

スマートに読めるよう、覚えておきましょう!

2問目はこの漢字!「偉業」

「偉業」と書いて、なんと読むか分かりますか?

偉業を果たした人の事を「偉人」とも言いますね!

優れた業績や、偉大な事業などを「偉業」と言います。

ちょっとヒントになりましたか?

では、「偉業」と書いてなんと読むでしょうか?

「偉業」の読み方のヒントは?

簡単に注目を浴びれるような事ではなく、忍耐も努力も知恵も人脈もフルで使いながら、継続して努力を続けて大きな業績を残した事を「偉業」といいます。

偉業を成し遂げるには、多大な努力が必要で大きな結果を残さなければいけません。

しかしこれまでの歴史を変えて、自分の実績を残せるということです。

なんという達成感でしょう! 味わってみたい物ですね。

オリンピックなどのスポーツもそうですが、会社で多くの実績を残すことも偉業です。

自分では偉業をこなすことができなくても、身近に居てサポートできれば最高ですね。

「偉業」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!

さて、もうわかりましたか?

「偉業」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「いぎょう」

です!

 

ぜひ、覚えておきましょう。

最後はこの漢字!「摩れる」

「摩れる」と書いて、なんと読むか分かりますか?

パッと見で間違いやすい、(こすれる)は「擦れる」です。

また、「摩れる」は(まれる)とも(こすれる)とも読みません。

書かれているのは大抵カタカナなので、漢字はあまり見たことが無いかも知れません。

さて「摩れる」と書いて、なんと読むでしょうか?

「摩れる」読み方のヒントは?

長い時間をかけて、強い力で使い続けるうちに表面が削られたりすることを「靴の底が摩れる」「袖口が摩れた」などと使います。

よくにた言葉で言えば「ちびる」ですかね?

他にも色々な経験を積んで、純粋さが無くなることを「摩れる」といいます。

よくいえば、世間に慣れている人の事を「摩れている」といいますが、こちらもこの漢字が当てはまります。

「摩れる」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇れる」です。

さて、もうわかりましたか?

「摩れる」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「すれる」

です!

 

「摩れる」は「擦れる」と書いても同じ読み方、同じ意味になります。

「スレた奴だな~。」なんて使ったことがありませんか?

ぜひ、覚えておきましょう。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!