今日の難読漢字は
「瞬ぐ」
「撮む」
「歯朶」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「瞬ぐ」!
「瞬ぐ」は、「一瞬」「瞬間」などで使われる漢字です。
そのため「しゅんぐ」と読んでしまった方もいるのでは?
これは間違いです!
ヒントは「ま〇〇ぐ」!
さて、あなたは何と読みましたか?
「瞬ぐ」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「まじろぐ」
です!
「瞬ぐ」は、
「まばたきをする」という意味の言葉です!
この読み方で最も使われるのが「瞬ぎもせずに〜する」という言葉。
たとえば「瞬ぎもせずに読書へ没頭する」などで使われます。
「まばたきをすることがないほど集中している」という時に使われることが多いですよ。
ちなみに「まばたき」も漢字で書くと「瞬き」となります。
「瞼をぱちぱちするほど短い」=「一瞬」という意味は共通ですね。
さらに「瞬き」は「またたき」と読むこともあります。
意味は分かり易いですが、読み方が違うのが難しいところ。
文脈から読み方を導かなければいけません。
いずれの場合も、読み方を知っていないと読めません!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「撮む」!
「撮む」は、「撮影」でお馴染みの漢字を使っています。
「撮る」の場合は「とる」と読みますが、
「撮む」で「とむ」の読むのは不正解なんです!
実はこの送り仮名の時は、別の同音同義語がいくつかあるんです。
それは「摘む」や「抓む」!
さて、あなたは何と読みましたか?
「撮む」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「つまむ」
です!
「撮む」は、
「指先でつまみとる」「ひとつまみほどの分量」という意味の言葉です!
小さなものを指の先で持ち上げるときに使う「つまむ」。
「鼻を撮む」「箸で撮む」なんて言い方もしますね。
「つまみ食い」に代表されるように、
一度にたくさん取るというよりも、少量のものを持つ時に使いますよ。
また「きつねにつままれる」という表現があるように、
「撮まれる」と書く場合は「化かされる」「馬鹿にされる」という意味にも変化します。
ただ、一般的には「摘む」と書く方が読みやすいかも。
漢字の知識として覚えておくといいですよ。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「歯朶」!
「歯朶」は、漢字の印象から「はの」と呼んでしまう方がいるかも。
こちらは不正解。
実際の読み方も2文字です。
ちなみに同音同義語の漢字があり、こちらは「羊歯」と読みます。
(こちらも難読漢字かも?)
さて、あなたは何と読みましたか?
「歯朶」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「しだ」
です!
「歯朶」は、
「シダ植物の総称」という意味の言葉です!
シダ植物は、胞子で増える植物。
常緑で花や種子をつけずに増えることから、
繁栄や長寿の象徴としても知られ、お正月の飾りにも使われています。
なんでもシダ植物は世界に約九千種もあるそうで、
ヨーロッパでは古くから「魔法の草」としても知られているのだとか。
身近な歯朶といえば、ワラビやゼンマイではないでしょうか。
食べているのは若芽の部分で、山菜そばや天ぷらが好物な方も多いのでは?
意外に身近で、世界でも古くから使われている「歯朶」。
「羊歯」という別の漢字も含めて覚えて、
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!