漢字読み講座

「欺く」「菖蒲田浜招又」「以為」これらの読み方は?【難読漢字に挑戦!】

今回のお題は「欺く」「菖蒲田浜招又」「以為」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「欺く」

欺く」と書いて、なんと読むか分かりますか?

漢字になるととたんに読めなくなる人も多いと思いますが、よく使われている言葉だと思います。

詐欺(さぎ)の「欺」なので、あまりいいイメージはない言葉です。

さて、「欺く」と書いてなんと読むでしょうか?

「欺く」読み方のヒントは?

「欺く」とは、偽って騙す、言いくるめる、惑わせるという意味です。

欺かれてばかりだと「一体真実は何なのか!?」 という気持ちになってしまいますが、人を欺くよりは欺かれた方がいいでしょう。

しかし、一度でも欺かれてしまったら、その人への信用度は低くなってしまうので、本能的にその人のことは信じないようになりますし、近寄らないようにはなってしまいますよね。

他にも「敵を欺くにはまず味方から」なんてことわざもあります。

「欺く」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇く」です。

さて、もうわかりましたか?

「欺く」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「あざむく」

です!

 

ちなみに相手を欺く行為を開始した時から「罪」に問われる事もあるそうです。

オレオレ詐欺なんて、欺いてばかりですよね。

嫌な世の中です。

2問目はこの漢字!「菖蒲田浜招又」

「菖蒲田浜招又」・・・

漢字が6文字も並んだこの単語、一体なんだかわかりますか?

実はこれ、日本のある地名なんですよ。

こんな長い地名だと、住所を書くのも一苦労しそうですね。

電話口で漢字を伝えるのも大変そうなこの地名、何と読むのか探っていきましょう!

「菖蒲田浜招又」の読み方のヒントは・・・?

それでは、ヒントです!

「菖蒲田浜招又」の漢字の中には、あるお花の名前が隠れています

それはずばり、「菖蒲」です!

端午の節句、つまりこどもの日に軒先につるしたりお風呂に入れたりする、あの菖蒲です!

読み方はひらがなで「〇〇〇〇」の4文字です。

そして「菖蒲田浜招又」は、「〇〇〇〇たはままねぎまた」となります。

さあ、考えてみてください!

「菖蒲田浜招又」の読み方の答えは・・・

正解は、「しょうぶたはままねぎまた」でした!

漢字も長いですが、ひらがなにすると何と12文字。

驚きの長さですね。

「菖蒲田浜招又(しょうぶたはままねぎまた)」は、宮城県宮城郡七ヶ浜町にある地名です。

海に面した美しいところなんですよ。

ほかにもこんな珍しい&長い日本の地名があるか、探してみたくなりますね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

最後はこの漢字!「以為」

「以為」の読み方をご存じでしょうか?

もちろん「いい」ではありません。

日常で使うことばではないため、想像も付かない方が多いかもしれません。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「以為」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字です。
  2. 「思うことには」といった意味があります。
  3. 元は、漢文に使われる言葉です。

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「以為」の読み方!正解は!?

正解は「おもえらく」です!

「以為らく」「謂えらく」「思えらく」などと表記する場合もあります。

「以為(おもえらく)」とは元は漢文に使われる言葉で、ヒントに示したように「思うことには」「思っていることには」「考えるには」といった意味です。

普段の会話で耳にしないので、この言葉自体知らなかったという方も多いのではないでしょうか?

しかし、小説や論文、ビジネスシーンなどでは使われることのある表現なので、この機会にぜひ覚えておいてくださいね。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!