今回の難読漢字は「鈍い」「今暁」「孜孜」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「鈍い」
「鈍い」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「金」偏に「屯」と書いて「鈍」です。
読み方のひとつは(にぶい)です。
刃の切れ味が悪い時なんかに「切れ味が鈍い」なんていいますね。
さて、もうひとつの「鈍い」の読み方はわかりますでしょうか?
「鈍い」読み方のヒントは?
「鈍い」は、進み方が遅いことや、動きがにぶい事をいいます。
鈍い(にぶい)でも良い訳ですが、スローな人の事を(にぶい)以外でいうとなれば何と言っていますか?
耳にすることも、口にしたこともあるかも知れません。
動きが遅い人を「鈍い!」なんて怒ったりしている人、見た事がありませんか?
ちなみに、「鈍臭い」は(どんくさい)と読みますが、「鈍い」は(どんい)とは読みません。
でもイメージは合っていると思います。
「鈍い」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「のろい」
です!
いい意味でいうとマイペース。
悪い意味でいうと「のろい」のかもしれません。
何事も周りとバランスを合わせながら進めましょう。
読み方もぜひ、覚えておいてくださいね。
2問目はこの漢字!「今暁」
「今暁」って、読めますか?
「今川焼(いまがわやき)」を思い出した人もいるのでは・・・?
「今」は合っているけど、「焼」ではなく「暁」なんです。
「今暁」、何と読むのか早速見ていきましょう!
「今暁」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「暁」は「あかつき」と読み、明け方や早朝のことを指す言葉です。
ただし「今暁」は「いまあかつき」とは読みません!
「今」は、「いま」と読む以外に、「今昔(こんじゃく)」「昨今(さっこん)」「今生(こんじょう)」のように「こん」とも読みます。
「今暁」も、ひらがなで「こん〇〇〇」と読みますよ!
さあ、分かりましたよね?
「今暁」の読み方の答えは・・・
正解は、「こんぎょう」でした!
「今暁(こんぎょう)」とは、「今日の明け方」「今日の早朝」を意味する言葉です。
同じような意味で、「薄明(はくめい)」や「鶏鳴(けいめい)」、「有明(ありあけ)」などという言葉も使われますよ。
日常での会話や文書でも、「早朝(そうちょう)」というところを「今暁(こんぎょう)」という言葉を使ってみたら、ぐんと漢字博士っぽく博識な印象になりますね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「孜孜」
「孜孜」の読み方をご存じでしょうか?
「攻略」などに使う「攻(こう)」に似ているので「こうこう」と読みそうになりますが、残念ながら間違いです。
ちなみに「牧(まき)」という字にも似ていますが「まきまき」でもありませんよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「孜孜」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇」の2文字
- 学問や仕事などに一心に励むことです
- 「孜孜として働く」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「孜孜」の読み方!正解は!?
正解は「しし」です!
「孜孜(しし)」とはヒントに示したように、学問や勉強などに一心に励むこと、怠けずに努力を怠らないさまを言います。
「孜々として働く」「孜々として励む」といった表現は日常であまり使いませんが、耳にしたことがある方や小説などで見たことのある方もいるのではないでしょうか。
知らなかったという方は、ぜひこの機会に覚えておいてくださいね。