今回のお題は「混合酒」「几」「透徹」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「混合酒」
お酒と一口に言っても、いろんな種類がありますよね。
ビールのように思えても、「発泡酒」や「第三のビール」だったりします。
酒税法ではお酒は4種類に大別されます。
「発泡性酒類」「醸造酒類」「蒸留酒類」「混成酒類」の4種です。
それでは「混合酒」とは、どんなお酒でしょうか?
早速見ていきましょう。
「混合酒」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「混合酒」の漢字は、外来語の当て字になっています。
海外から伝わったあるお酒の名前に、「混合酒」という漢字を当てたのです。
ということは「混合酒」の漢字こそが、読み方のヒントだというわけです!
漢字をよく見てみてください。
「混」ぜ「合」わせるお「酒」と書きますよね。
分かりましたか?
「混合酒」の読み方の答えは・・・
正解は、「カクテル」でした!
カクテルとは、ベースとなるお酒に別のお酒やジュースなどを混ぜて作るお酒の事です。
18世紀にはこの「カクテル」と言う言葉は誕生していたんですって!
ちなみに「チューハイ」との違いは、単一の果汁をウォッカや焼酎で割ったものが「チューハイ」、複数のリキュールや果汁と混ぜたものが「カクテル」です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「几」
「几」を何と読みますか?
几帳面の「き」ですね!
これは意外な読み方ですよ…
「几」の読み方のヒントは?
1.「几」をひらがなにすると、4文字になります。
2.「几」の別名は「おしまずき」「脇息」です。
3.海外にも同じ用途のものがあります。
正解は…
正解は「ひじかけ」でした!
西洋では椅子にも付いていますね、車ならアームレストにあたります。
日本の座敷には、座卓、座布団、椅子が無い代わりに「几」があります。
映画などで織田信長が肘を置き、体を斜めにもたれている安楽用具のイメージです。
現代では、囲碁や将棋の対局の際に見かけますね。老舗の高級料亭や旅館にも設置されています。
「几」の音読みは「キ」、訓読みは「つくえ」「ひじかけ」、漢検1級2画の漢字。
記紀(古事記や日本書紀)では「おしまずき」と記されており、その後は「脇息」「狭軾」と呼ばれました。
「几」という漢字は、脚が伸びて、しかも安定している机をあらわす象形文字。居る、置くという意味もあります。
「几」の雑学
滋賀県米原氏には「几(おしまずき/おしまづき)」さんという苗字の方々が10名ほど存在します。
几帳:平安時代の公家が使っていた間仕切りのこと
几帳結び:几帳に使う飾り紐。クローバーのような結び方が特徴
最後はこの漢字!「透徹」
「透徹」の読み方をご存じでしょうか?
「しゅうてつ」と読むのは間違いです。
「秀」は「しゅう」と読めますが、「透」に「しゅう」という読み方はありません。
となると、何と読めばよいのでしょう…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「透徹」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 「徹」は「てつ」と読んで正解
- 「透徹した意見を述べるべきだ」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「透徹」の読み方!正解は!?
正解は「とうてつ」です!
「透徹(とうてつ)」とは「透き通っていること」「意見が一貫している、筋が通っている」という意味。
一般には、意見が一貫して筋が通っていることをいいます。
読み方自体はそれほど難しくないので、正解できた方が多いかもしれません。
しかし日常的に使う言葉ではないため、意味はちょっと分かりかも。
主義や主張は、どんな場面でも透徹したものを持ちたいですね。