漢字読み講座

「孅い」「穎才」「女遊戸」これら3つの難読漢字が読めたら漢字マスター!

今回の難読漢字は「孅い」「穎才」「女遊戸」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「孅い」

「孅い」って何て読むかわかりますか?

 

「何て読むのか全然想像つかない!」と思ったのではないでしょうか?

 

画数も多くて、書き順もわかりづらいですが、言葉自体は聞いたことがあるはずです。

 

主に女性に対して使います。

 

さて、何と読むのでしょうか?

 

「孅い」の読み方のヒントは?

意味は「たおやかで弱々しいさま」「ほっそりしてなよなよしたさま」です。

 

  • あなたは花のように孅い女性だ。
  • 孅い子供を守ってあげたい

 

以上のように使います。

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

 

「孅い」の読み方、正解は……

正解は……

 

「かよわい」

 

です。

 

「か弱い」とも書きます。

 

「かよわい女性」は男性の庇護欲をくすぐり、モテると言われています。

一体どんな女性なのでしょうか。

一般的には華奢で小柄な女性がイメージされることが多いです。

笑い方も「あははは」と大きな声で笑う女性よりも「くすくす」と静かに笑う女性の方が「かよわい」というイメージに合ってるとみなされます。

「かよわい」女性が一生懸命頑張っている姿を見ると、
男性は守ってあげたいという思いがこみ上げてくるのでしょう。

「かよわい」女性を演じるのもモテテクの一つなのかもしれませんね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

2問目はこの漢字!「穎才」

穎才と書いて、なんと読むか分かりますか?

種類の「類」に似ていますが、左側が違いますよ!

もちろん(るいさい)とは読みません。

ちなみに「穎」だけだと、ほさきと読みます。

さて、「穎才」と書いてなんと読むでしょうか?

「穎才」読み方のヒントは?

穎才とは、非常にすぐれた才能・才知の持ち主、すなわち秀才のことです。

優れた子にだけ行う特殊な教育のことを「穎才教育」なんていいます。

天才とか秀才とか穎才とか、ごく一部の人に対して使われます。

「穎才」の反対語は「鈍才」(どんさい)でしょうか。

どちらでもなく、真ん中のあたりに居るのがいいというイメージですが、できれば「穎才」と言われてみたいかも!?

「穎才」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

「英才」と同じ意味、読み方です。

さて、もうわかりましたか?

「穎才」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

 

「えいさい」

です!

 

「英才」よりも、「穎才」と書ける方が賢そうですよね。

ぜひ、覚えておきましょう。

最後はこの漢字!「女遊戸」

さまざまな難読地名が存在する日本。

「女遊戸」なんて「じょゆうど」にしか読めない!と思われる方も多いのではないでしょうか。

ところが日本の地名は、昔から伝わる地名ほど、思いもよらない読み方をするものなのです。

そこで今回は、「女遊戸」の読み方を探っていきましょう!

「女遊戸」の読み方のヒントは・・・?

それでは、ヒントです!

「女遊戸」の地名の由来は諸説ありますが、アイヌ語を語源としているという説が有力です。

アイヌ語の「川の端の方が切れるもの」という意味をもつ「オナツィペ」に、読みが近い漢字を充てたという説です。

「女遊戸」と書いて「オナツィペ」と読む・・・

現在の地名は「おな〇〇」ですよ。

「オナツィペ」という音の響きから、連想してみてください!

「女遊戸」の読み方の答えは・・・

正解は、「おなっぺ」でした!

「女遊戸(おなっぺ)」は、岩手県宮古市にある地名です。

「海水浴場百選」にも選ばれた、きれいで静かな海水浴場「女遊戸海水浴場」が人気の地域です。

ちなみに岩手県には、同じ「おなっぺ」という読み方の地名がほかにもあるそうですよ。

それは「女遊戸」と書くんですって!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!