今回の難読漢字は「孅い」「穎才」「女遊戸」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「孅い」
「孅い」って何て読むかわかりますか?
「何て読むのか全然想像つかない!」と思ったのではないでしょうか?
画数も多くて、書き順もわかりづらいですが、言葉自体は聞いたことがあるはずです。
主に女性に対して使います。
さて、何と読むのでしょうか?
「孅い」の読み方のヒントは?
意味は「たおやかで弱々しいさま」「ほっそりしてなよなよしたさま」です。
- あなたは花のように孅い女性だ。
- 孅い子供を守ってあげたい
以上のように使います。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「孅い」の読み方、正解は……
正解は……
「かよわい」
です。
「か弱い」とも書きます。
「かよわい女性」は男性の庇護欲をくすぐり、モテると言われています。
一体どんな女性なのでしょうか。
一般的には華奢で小柄な女性がイメージされることが多いです。
笑い方も「あははは」と大きな声で笑う女性よりも「くすくす」と静かに笑う女性の方が「かよわい」というイメージに合ってるとみなされます。
「かよわい」女性が一生懸命頑張っている姿を見ると、
男性は守ってあげたいという思いがこみ上げてくるのでしょう。
「かよわい」女性を演じるのもモテテクの一つなのかもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
2問目はこの漢字!「穎才」
「穎才」と書いて、なんと読むか分かりますか?
種類の「類」に似ていますが、左側が違いますよ!
もちろん(るいさい)とは読みません。
ちなみに「穎」だけだと、ほさきと読みます。
さて、「穎才」と書いてなんと読むでしょうか?
「穎才」読み方のヒントは?
「穎才」とは、非常にすぐれた才能・才知の持ち主、すなわち秀才のことです。
優れた子にだけ行う特殊な教育のことを「穎才教育」なんていいます。
天才とか秀才とか穎才とか、ごく一部の人に対して使われます。
「穎才」の反対語は「鈍才」(どんさい)でしょうか。
どちらでもなく、真ん中のあたりに居るのがいいというイメージですが、できれば「穎才」と言われてみたいかも!?
「穎才」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
「英才」と同じ意味、読み方です。
さて、もうわかりましたか?
「穎才」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「えいさい」
です!
「英才」よりも、「穎才」と書ける方が賢そうですよね。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「女遊戸」
さまざまな難読地名が存在する日本。
「女遊戸」なんて「じょゆうど」にしか読めない!と思われる方も多いのではないでしょうか。
ところが日本の地名は、昔から伝わる地名ほど、思いもよらない読み方をするものなのです。
そこで今回は、「女遊戸」の読み方を探っていきましょう!
「女遊戸」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです!
「女遊戸」の地名の由来は諸説ありますが、アイヌ語を語源としているという説が有力です。
アイヌ語の「川の端の方が切れるもの」という意味をもつ「オナツィペ」に、読みが近い漢字を充てたという説です。
「女遊戸」と書いて「オナツィペ」と読む・・・
現在の地名は「おな〇〇」ですよ。
「オナツィペ」という音の響きから、連想してみてください!
「女遊戸」の読み方の答えは・・・
正解は、「おなっぺ」でした!
「女遊戸(おなっぺ)」は、岩手県宮古市にある地名です。
「海水浴場百選」にも選ばれた、きれいで静かな海水浴場「女遊戸海水浴場」が人気の地域です。
ちなみに岩手県には、同じ「おなっぺ」という読み方の地名がほかにもあるそうですよ。
それは「女遊戸」と書くんですって!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。