今回の難読漢字は「甲板」「乖離」「激甚」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「甲板」
「甲板」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(こうはん)と読んでも正解ですが、もっとなじみのある読み方があります。
でも、漢字と読み方のイメージが合わない人も多いと思います。
さて、「甲板」と書いてなんと読むでしょうか?
「甲板」読み方のヒントは?
「甲板」とは、船の上にある木や鉄板で張りつめた、広く平らな床のことです。
「デッキ」とも呼ばれていて、船に乗った時に景色を見るのに最高の場所でもあります。
なので、誰でも一度くらいは甲板に出たことがあるんじゃないでしょうか?
青い海と空がダイレクトに見えて、全身に潮風を受けることができるので気分はリゾート気分です!
あまり長く居ると、今度はなんだか疲れてしまうのですが、夏の甲板は本当に最高です。
「甲板」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「甲板」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かんぱん」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「乖離」
「乖離」の読み方をご存じでしょうか?
ちなみに「はくり」ではありませんよ。
剥がれることを「はくり」といいますが、漢字では「剥離」と書きます。
ちょっと似ているので勘違いしやすいですね。
では「乖離」の方は…
あなたには正しい読み方がわかりますか?
「乖離」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 「離」は「り」と読んでOK
- 「理想と現実が大きく乖離している」などを使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「乖離」の読み方!正解は!?
正解は「かいり」です!
「乖離(かいり)」とは「そむき、離れていること」「離れていること」を意味します。
日常やビジネスの場でも比較的よく耳にする言葉ですが、「乖」という漢字がかなり難しいため、読めなかった方も多いのでは。
以下は「乖離」を使った例文です。
- 経営者と労働者の間で就業規則の解釈に乖離があった
- 広告イメージと実際の商品に乖離が大きい
- 需要と供給の乖離が問題となっている
最後はこの漢字!「激甚」
「激甚って、なんて読むのかな?」
「激甚」という漢字の読み方が難しいと感じる方もいますよね。なんと読むのか、まったく見当がつかない方もいるでしょう。
あまり見たことがないこの漢字は、一体なんと読むのでしょうか?
「激甚」読み方のヒントは?
- 激甚の読み方は、ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。
- 激甚の類義語には、「猛烈」や「過激」などがあります。
- 物事の程度がすさまじいことを表現するときに使われる言葉です。
上記のヒントをもとに、正解を考えてみてください。
「激甚」の読み方、正解は……
気になる正解は……
「げきじん」
です!
激甚には、何かが非常に激しく、程度がはなはだしいという意味があります。
特に、災害や事故などが非常に甚大で、被害が深刻な場合に使われることが多い言葉です。例えば、大地震や洪水の被害が「激甚である」のように使用されます。
その他にも、
「その地域での大地震の被害は激甚で、多くの家屋が倒壊した」
「疫病が広がり、村の人々には激甚な苦しみが訪れた」
のように使われることがあります。
今回は、「激甚」の読み方について解説しました。
「激甚」は難しい漢字ですが、この機会に読み方を覚えてしまうのもいいでしょう。
ここで習得した漢字の知識を、ぜひ日常生活に生かしてくださいね!