「琢く」
何と読むかわかりますか?
「豕(いのこへん)」が使われている漢字のため、
ぱっと見「豚」や「啄」などほかの字を
思い浮かべてしまった人もいるかもしれません。
「琢く」の読み方のヒントはコレ!
- ヒント1:玉などを研ぐこと
- ヒント2:学問や技術などを向上させること
「琢く」は、上のような意味を持つ言葉です。
そろそろわかりましたか?
「琢く」の読み方!正解は…?
「琢く」の読み方、正解は……
「みがく」です!
- ものの表面を研ぎ、なめらかにすること
- こすって汚れを取ったり、つやを出したりすること
- 念入りに手入れして美しく保つこと
- 学問や芸を上達させること
- 光彩を加えること
このような意味を持つ漢字です。
「磨く」や「研く」とは違う?
みがくと読む漢字には、「磨く」や「研く」もありますよね。
こちらのほうが身近ですし、「何が違うの?」と戸惑うかもしれません。
じつは、これらの漢字に厳密な違いはありません。
しかし、「琢く」はどちらかというと
「学問や技、人徳などを磨き上げる」という意味で使われます。
「切磋琢磨(せっさたくま)」「彫琢(ちょうたく)」などの
熟語にも使われていますよね。
仲間同士で励まし合ったり、
努力を重ねて学問や人徳をよりいっそう磨き上げたりするとき、
この「琢く」という言葉を使うといいでしょう。