「済う」
「決済(けっさい)」「救済(きゅうさい)」など「さい」と読むことが多いこの漢字ですが「さいう」ではありません。
訓読みでは「済む(すむ)」「済ます(すます)」と読みますが「すまう」でもありません。
「済う」読み方のヒントは?
ヒントは、困難な立場にいる人を助け出すことを表す言葉です。
類語は
「助ける」
「救出する」
「救助する」などが挙げられます。
「済う」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すくう」
です!
「さい」と読む場合でも「救済(きゅうさい)」「共済(きょうさい)」などのように「すくう」という意味で使っている漢字が多くありますね。
「済」の漢字の中にある「斉」の文字は、象形文字ででこぼこのない綺麗にそろった様子を表しています。
その「斉」が「氵(さんずい)」と合わせることで川の水流をそろえる(量を調整して強弱を整える)という意味を持つようになり、状況が悪いものを整えてそろえることから「済う」という意味に転じたと言われています。
「すくう」の漢字は「救う」を使うことが多いですが「済う」が読めると尊敬されるかもしうれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!