日常的に馴染みのあるシチュエーションでも、それを表す言葉は一般的ではないケースがあります。
「虎落笛」もその一つ。
聞き慣れない言葉ですが、きっと意味を知ったら「わかる!」となるはずですよ!
「虎落笛」読み方のヒントは?
「虎落笛」は、俳句の世界では季語としてよく知られているかもしれません。
ですが、俳句に親しくない人にとっては、おそらく初見の言葉ではないでしょうか?
「虎落笛」が指すのは、冬の季節。
冬の激しい風が柵や竹垣などを強く吹き付け、笛のような音を鳴らす様を表しています。
「とら」「おち」「ふえ」と読みたいところですが、
「〇〇〇ぶえ」と読みますよ。
「虎落笛」の読み方、正解は……
「虎落笛」の正解は……
「もがりぶえ」です!
「虎落」と書いて「もがり」と読むなんて意外ですよね。
「もがり」とは、竹を筋交いに組み合わせ、縄で縛った垣根のことを表します。
竹の垣根(虎落)が笛のように音を立てるから、「虎落笛」なのです。
ぜひ冬の日にこの音が聞こえたら、「虎落笛」という言葉を思い出してくださいね。