漢字読み講座

【読めますか?】「女郎花」ってなんて読む?「じょろうばな」ではないです!

花の名前って、どうして難しい読み方をするのでしょう?

「あじさい」は「紫陽花」
「ひまわり」は「向日葵」……。

どれもこれも、ストレートには読めません……!

ではでは、「女郎花」は、なんて読むかわかりますか?
一緒に考えてみましょう!

「女郎花」読み方のヒントは?

「女郎花」は、日本で古くから親しまれている花で、秋の七草の仲間でもあります。

女郎花とよく似た花には「男郎花」があり、「男郎花」はオトコエシと読みます。
ということは、「〇〇〇エシ」と読むのが正解だと考えられますね!

「〇〇〇」の部分は、ストレートに「オンナ」と読むのではありません。
きっとここまでヒントがあれば、知っている花が1つは見つかるはず……!

「女郎花」の読み方、正解は……

「女郎花」の正解は……

「おみなえし」です!

女郎花の名付け由来は諸説あります。

1つ目の説は、男郎花と比較して、女郎花の花には優しい雰囲気があるからです。
女郎花の持つ優しい雰囲気が、男郎花に対して女性らしいということから「女郎花」と書くようになりました。

2つ目の説は、「女飯(オミナメシ)」から。
昔、女性は黄色い栗ごはんを食べていたといわれており、栗ごはんのことを「女飯」と呼んでいました。
女郎花の花が栗ごはん(女飯)のように黄色いことから、「オミナエシ」と書くようになったのだとか。