漢字読み講座

【難読漢字】「戦く」この漢字、正しく読めますか?

戦という漢字は普通、「せん」や「たたか(う)」と読みますよね。

しかし少し特殊な読み方をすることもあるんです。

それが「戦く」という表現。

「たたかく」や「せんく」ではありません。

あなたは読むことができますか?

「戦く」の読み方のヒントは?

「戦く」という言葉は、不安や恐怖などによって身体や手足が震えることを意味します。

同じ読み方で別の漢字を使うと、「慄く」と書くこともできます。

こちらの表記のほうが一般的によく知られているため、それを手がかりに読み方を推測できる人もいるかもしれませんね。

あなたは、すぐに読めましたか?

正解は…

正解は…

おののく

でした!

「わななく」という言葉も、似た意味を持つ表現のひとつです。

この「わななく」は、不安や恐怖、緊張、寒さといったさまざまな要因で体が震える様子を指します。そのため、一見「慄く」と同じように感じられるかもしれません。

ただし、「慄く」は主に“恐怖”による震えに限定されるため、使える場面がやや限られます。対して「わななく」は、より幅広い状況に対応できる言葉だと言えるでしょう。

こうしたニュアンスの違いも知っておくと、いざという時に表現の幅が広がります。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。