虫へんに「皇帝」の「皇」と書く、何ともゴージャスなイメージを持つこの漢字。
虫へんがつくからには、何かの昆虫の名前でしょうか。
でも、虫だとしても、かなりの大物なのは間違いないですね!
さあ、この偉大なる「蝗」は何と読むのでしょうか!?
「蝗」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは昆虫の名前です。
ヒント➁ 何と食べることもできます。
ヒント③ 海外などでは大量発生して農作物を荒らすことでも有名です。
「蝗」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「イナゴ」です!
えー!「虫の皇帝」って書くからてっきりカブトムシのヘラクレスとか想像していたのに、「イナゴ」なの?と少し残念な気持ちになったのは私だけでしょうか・・・。
「イナゴ」は、森や草原などにいるバッタのような見た目をしている昆虫ですが、「稲を食べる害虫」ということから「イナゴ」と呼ばれるようになった説があります。
また、古来より水田から得られる重要なタンパク源として食用としても扱われており、多くの地域で佃煮などで食用とされていることでも有名ですね。
日本では食べられたりしてあまり脅威には感じませんが、海外でイナゴの大量発生による農作物の壊滅状況を目の当たりにしてしまうと、まさに「皇帝」のごとく振舞う様は、まさに「蝗」の字がぴったりですね。