読んで字のごとし、「雨が振る」。
何かの天気用語にも思えますが、「うこう」ではありませんし、「あめふり」でもありません。
他の漢字での表記もよく使われますので、ヒントを見ながら考えていきましょう!
「雨降」は、いったい何と読むのでしょうか?
「雨降」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 他の漢字表記では「雨虎」とも書きます。
ヒント➁ 海にいる動物の名前です。
ヒント③ 姿形はなんとなく「ナマコ」に似ています。
「雨降」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「アメフラシ」です!
訓読みすれば、ほぼそのまま正解でしたね!
アメフラシは、地方によっては「ウミウシ」と呼ぶところもある、日本の海辺にもいる軟体動物の一種です。
アメフラシの名前の由来は、海水の中で紫色の体液を出し、それが「雨雲が広がるように見える」ことからだそうです。
また、産卵の時期が梅雨ということもあって、雨になると岩場に集まるから、という説もあるようで面白いですね。
ちなみに、2本の触覚のようなものがある姿から、海外では「海のウサギ」と呼ぶ国もあるんだとか。
「アメフラシ」よりも「シーラビット」の方が、せめて名前だけでも可愛いくできたので良かったのでは?と思うのは私だけでしょうか・・・。