ライフログ(生活記録)やジャーナリング(書く瞑想)という言葉を知っていますか?
両方とも自分自身を振り返るために活用できる方法です。
今回は睡眠時間の把握にも役立つライフログ(生活記録)についてご紹介します。
目次
ライフログ(生活記録)とは?
ライフログ(生活記録)の意味
「ライフログ」とは日本語訳が「生活記録」で、日々の行動であったり気分などを記録することです。
言葉の意味としては本当にシンプルでそのままなんですよね。
スケジュールがこれからの予定を記すのに対して、起こったことを記すライフログは、過去を振り返るのにとても役立ちます。
ライフログ(生活記録)の効果
それでは、ライフログをつけることによってどのような効果があるのでしょうか?
一番大きな効果は、日常的に何に時間を割いているのかが一目瞭然だということです。
24時間の軸に日々の行動(仕事、家事、趣味、睡眠など)を記録すると、メインの仕事や家事など以外の時間の使い方が想像していたものと違う場合が多いと思います。
想像していたものと違うことは決して悪いことではありませんし、その時間を有効活用すべきなどというつもりもありません。
ただ、自分の時間の使い方に意識が向く、意識を向けるということがライフログをつける大きな意味となります。
ライフログをつけても意味がないのではなく、あくまで意識や自覚を持つことが目的なので、そこからどうしたいかは自分の好きなようにすればいいと私は感じています。
ライフログ(生活記録)を実際に5年以上つけた感想
ログ(記録)をつける習慣化までが大変
実際に私は5年以上にわたり、活動記録表と題したノートにライフログをつけていました。
つけ始めたきっかけは、当時はあまり満足な睡眠が取れていなかったので睡眠時間を把握するためでした。
そのときにせっかく24時間の軸を使うならと、日中の出来事も記録し、その横に0~10の数字で簡単に気分を数値化してみました。
日記などと同じで、初めはめんどくさく感じたりすることも多いですが、毎日完璧に記録する必要はありません。
記録をつけることが習慣化するまでは、毎日ひとつだけでもいいので記録するという行為を継続することが大事です。
続けていくうちに段々と自然にライフログができるようになります。
日常生活の見える化
最初の1週間や1ヶ月でわかることももちろんありますが、家計簿と一緒で数ヶ月つけて初めてわかることも多いです。
季節による変化、イベント、平凡と思える日常を送っていてもなんだかんだ変化があることがノートを見ているとわかります。
個人的には、ライフログはアプリなどデジタル化するのではなく、ノートや手帳などの手書きでアナログでおこなう方が良いと考えています。
ペンを持って書く作業は手間がかかりますが、その分自分に集中することができます。
自分自身を振り返るためにも、少しめんどくさいですが手を動かしてみることをおすすめします。
意外と睡眠時間は取れていた
本題の睡眠時間が増えたことについてですが、ライフログをつけ始めてみると自分で感じていた以上に睡眠時間を取れていることがわかりました。
体感としては毎日3時間程度しか睡眠時間を取れていなかったつもりが、実際には日によっては昼寝をしていたりで5時間ほどの睡眠時間は取っていました。
自分のことは自分が一番わかったつもりになりがちですが、客観的な「記録」によってさらに自分のことを知ることができます。
まとめ
ライフログ(生活記録)は日記と同じで三日坊主になりやすいものかもしれません。
それでも何度でもチャレンジしているときっと効果が得られます。
当初の睡眠に関する問題がなくなった今、私はジャーナリング(書く瞑想)を始めて続けています。
日常の悩みに関しては、記録したり考えたことを書くなど、文字通り手を動かす作業をしてみてください。
きっと良い変化が起こるはずです。