しっかり寝ているはずなのに朝なかなか起きることができない…。目が覚めているのに体が思うように動かないと感じたことはありませんか?
なぜ朝起きると体の動きが悪いと感じるのでしょうか。その原因と対処法について解説させていただきます。朝におすすめストレッチも紹介させていただきます。
朝起きると体が動かない理由
人間の体温は、1日の中で朝起きたばかりが最も低いと言われています。朝起きたときに体が動きにくいのは、脳の動きに関係しています。
起床後の脳の働き
起きたばかりの脳は、まだ寝ぼけている状態のため、筋肉や神経への指令がうまく伝わりきれていない状態です。朝起きたばかりは、最も運動が向かない時間帯でもあります。しかし、人間の脳は起きてから2~3時間は「脳のゴーデンタイム」と言われています。
朝起きれない原因
朝の目覚めが悪いと脳の動きのスムーズに活動することができません。朝なかなか起きれない原因については以下が挙げられます。
体内時計の乱れ
仕事の都合や夜更かしで就寝時間が遅くなると睡眠時間が短くなり、睡眠リズムが崩れてしまいます。睡眠リズムが崩してしまうと体内時計にも影響を与えてしまいます。
「体内時計」
体内時計は朝日を浴びてから約15時間の間に覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり、体内時計が乱れてしまうと時差ボケのような状態になってしまいます。そのため、体内時計が乱れしまうと朝スムーズに起きることができなくなってしまいます。
疲れが溜まっている
仕事で残業続きだったり、休日出勤などで十分な休息がとれず、疲れが溜まってしまうと肉体的や精神的にも悪影響を及ぼしてしまいます。
また、疲れすぎて眠れなかったり、精神状態が不安定になることでストレスが溜まり、眠りを浅くしてしまう原因になります。
朝のストレッチ効果
睡眠中は、筋肉が縮みやすくなると言われて、血液の流れも滞りやすくなってしまいます。朝起きたら、脳の活性化させるためにストレッチをして血液循の流れも良くしていきましょう。布団やベットの上できるのでゆっくりを行うようにしましょう。
①ストレッチ
朝起きたら、ゆっくり深呼吸をしてからストレッチを行うようにしましょう。
- うつ伏せになり、ゆっくり両手を上げながら上半身を起こす
- 次に下半身を上げながら両膝を立てる
- 首をゆっくり下げる
- 深呼吸をしながらそのまま10秒間維持する
◆ゆっくりと深呼吸をすると、体が少しずつ柔らかくなっていきます。
②ストレッチ
布団やベットの上で深呼吸をしながら行いましょう。
- あぐらをかく
- ゆっくり両手を上げながら手を組む
- 両手を組みながらゆっくり右側に5秒間ひっぱる(交互に3セット)
まとめ
朝起きたばかりは、体温の下がっている状態で脳や筋肉もこわばってしまっている状態です。脳を活性化させるためにも朝のストレッチをはじめてみませんか。毎日、習慣づけていくことで朝の目覚めもよくなり、1日のパフォーマンス向上につながります。是非、試してみてくださいね。