睡眠の質を上げる

うたた寝をしてしまうのはなぜ?うたた寝のデメリットとは!

家事や仕事から帰ってきた「あ〜疲れた」と横になった瞬間、疲れと共に眠くなり、こっくり…。皆さんにもそんな経験ありますよね。「ちょっとだけならいいや」っと思って眠ってしまう。実はその「うたた寝」が睡眠を台無しにしてしまう可能性があります。

今回はそんな「うたた寝」するとどんなデメットがあるのか、うたた寝の対処法についても紹介させていただきます。「うたた寝」が多い方は、是非対処法を試してみてはいかがでしょうか。

うたた寝とは

うたた寝とは、漢字では「転寝」と書きますが、帰宅中の電車内や夕食後のリラックスタイムなどに強い眠気に襲われて布団やベッドに入らずにそのまま寝てしまうことを言います。日中活動していると、夕方などの時間帯に眠気が襲ってくることもあり、睡眠不足や身体に疲労が溜まっている状態に起こりやすくなります。

うたた寝のデメット

うたた寝してしまうと睡眠の質が低下してしまうってご存知でしたか?

確かにうたた寝は気持ちがいいですが、うたた寝をすると眠気が中途半端に発散されてしまうため、夜に寝ようとしても眠れなくなってしまい、寝不足の原因になってしまいます。

上手に仮眠を取ることが睡眠の秘訣

「うたた寝」をすると睡眠の質が低下するとお伝えしましたが、「うたた寝」をしてしまうのは、睡眠の質が低下してしまっている可能性もあります。

「睡眠の質が低下」

  • 眠りが浅くなる
  • 夜中に目が覚めてしまう
  • 心身共に疲労が取れない
  • 睡眠不足

上手な仮眠の仕方

仮眠するときに工夫をすることで眠気防止につながり、ぐっすり眠りにつくことができます。

  1. 休憩中や昼休みにとる仮眠(10分~15分程度)
  2. 夕方にとる仮眠は、ソファーに横にならずに椅子に座る(20分以内)

夕方の仮眠(15時以降)は体内リズムが乱れてしまう可能性があるためあまりおすすめできませんが、どうしても眠くなってしまった場合は、アラームやタイマーなどで時間を設定して仮眠をとるようにしましょう。

仮眠の種類

実は仮眠には、種類があります。大きく分けて5種類ありますが、用途に合わせて仮眠を有効活用していくのがおすすめです。

ナノ・ナップ 一瞬〜数秒 目の疲労回復
マイクロ・ナップ 1分仮眠(数十秒から1分程度) 目の疲労回復
ミニ・ナップ 10分 眠気や疲労回復
パワー・ナップ 20分 眠気や疲労回復、脳の活性化
ホリデ・ナップ 90分 休日の寝だめに効果的

まとめ

今回は「うたた寝」についてのデメリットや「うたた寝」の対処法について解説させていただきましたが、うたた寝を予防できるように休憩中に仮眠をとることで睡眠の質を上げる効果も期待できます。「仮眠」と一言でいっても意外と奥が深く、仮眠の仕方によっては日中のパフォーマンスの向上につながります。是非、参考にしていただけますと幸いです。