1日24時間、その中で1日8時間の睡眠をとれる人もいれば仕事や子育てなどで数時間しか眠れない人もいます。
人間にとって必要な睡眠時間を他の人のイビキや寝相悪さで、睡眠を邪魔されたことはありませんか?そんな環境の中で生活をしていたら、ぐっすり睡眠をとることができずに睡眠の質を下げてしまいます。睡眠環境を改善していくために「睡眠離婚」をされる方がいます。
今回は「睡眠離婚」について解説させていただきます。是非参考にしていただき、もし睡眠で悩まれている方は、自分のために考えてみて下さい。
睡眠離婚とは
「睡眠離婚」という言葉は、何か聞こえは悪いかもしれませんが、お互いの睡眠環境を改善する為には必要な手段と言えます。同じ屋根の下でいつも一緒に寝ていた家族やカップルが、別々のベッドで寝たり、あるいは別々の部屋で寝ることで睡眠環境を良くすることで睡眠の悩みを解消することができます。
睡眠離婚のサインは?
いっしょに寝ていても、睡眠中の自分がどんな状態で寝ているのかわかりません。その中でパートナーの睡眠の妨げになっていたり、その反対に相手といっしょに寝ていることで自分が眠れないで困ったとき、アナタならどうしますか?「睡眠離婚」を考えるサインは次のようなときです。一緒に検討してみましょう。
大きないびき
自分や相手が、いびきや歯ぎしりなどを続けることでうるさくて眠れなくなり、自分や相手が寝不足ぎみになっている
睡眠時間が合わない
自分や相手が夜勤で、もう一方は早起きの場合、お互いの睡眠パターンが乱れることで睡眠の妨げになってしまっている
寝返りや身体の動きで起きる
睡眠離婚のメリット
「睡眠離婚」をするとどんなメリットがあるのでしょうか。いっしょに寄り添って寝ることで安心感がありますが、相手のせいで睡眠を邪魔をされてしまうことが続いてしまうのは、ストレスにもなります。
- 朝まで快適な睡眠を過ごすことができる
- 睡眠のスペースが広くなる
- 相手に対して不満がなくなる
- 自分のペースで眠ることができる
睡眠中のいびきや歯ぎしり、寝相の悪さで眠れない日々が続いていくうちに疲れてイライラしてしまい、「喧嘩の元」になってしまう可能性があります。そのストレスがなくなるだけでお互いの不満も減らすことができます。
年齢によって睡眠離婚は増加傾向
日本では、年齢が上がるにつれて、睡眠離婚(夫婦が別室になる)状態にある夫婦の割合が増えています。20代、30代では10%前後に対して、50代、60代では30%以上、70歳以上では半数近くが睡眠離婚をしているようです。
まとめ
今回は「睡眠離婚」について解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。「睡眠離婚」は大切なパートナーだからこそ、相手を思いやるために必要なこと。無理して我慢をしてしまい、それがきっかけで関係が崩れてしまう可能性もあります。お互いでよく話し合ってみることも大切です。
お休みのときだけいっしょに寝ることでより関係性も深まることもあります。お互いが快適な睡眠を過ごせるように良い睡眠環境に心がけいきましょう。