「寝汗がひどくて寝苦しい」と思っていませんか?ねっとりまとわりつくような汗は不快でよく眠れませんよね。
もしかしたらあなたの不快感は、ちょっとした対策で解消できるかもしれません!
本記事では寝汗が多い原因と対策をまとめました。寝汗が多くて眠れない方や、ちょっとした対策で改善したいと思っている方はぜひお読みください。
目次
寝汗が多い原因
寝汗が多い原因といっても、実は人によってさまざまです。下記で紹介する原因をもって、それぞれの寝汗対策に役立ててみましょう。
ストレスによるもの
自律神経の乱れは睡眠中の体温調整機能を低下させ、結果的に寝汗が多くなる可能性があります。そして、自律神経の乱れに大きく関わっているのがストレスです。
現代社会の人々は常にストレスを浴びて生きていますが、過剰なストレスは寝汗だけでなく、さまざまな身体への不調を引き起こします。
アルコールの過剰摂取
アルコールを摂取すると、体内で「アセトアルデヒド」と呼ばれる有害物質が生成されます。アセトアルデヒドは肝臓内で分解され、最終的に水と二酸化炭素になって対外へ排出されるものです。そのため、アルコールを過剰摂取することで寝汗が多くなってしまいます。
生理前現象
女性の場合、生理前だけ寝汗がひどいと感じる人もいるでしょう。それは、プロゲステロン増加の影響によって体温が若干増加するためと考えられています。そこに、ホルモンバランスの変化が加わって、寝汗増加へと繋がっているようです。
そのため、生理前期間だけで徐々に症状は治まってくるでしょう。ただし、全ての女性が寝汗に悩まされるわけではなく、ホルモンバランスなどによって個人差があります。
寝汗が多いときの対処法
寝汗が多いと不快感によって夜目覚めたり、なかなか寝付けなかったりと睡眠の質低下に繋がります。そこで、簡単にできる寝汗対策をまとめたので参考にしてみてください。
吸水性の高いパジャマを着る
吸湿性の悪いパジャマだと、汗をかいたときの不快感で夜中に目覚めてしまいます。睡眠中常に身に纏うものですから、素材にはこだわりたいところ。
特におすすめなのはシルクや綿など天然素材のものです。天然素材を使ったパジャマは吸湿性に優れています。また速乾性に優れたパジャマなら、衣類を常にドライに保ってくれるので、夏など暑い時期にも向いています。
睡眠前に水を飲む
汗を抑えたいがために睡眠前に飲み物を控えたいと思うかもしれませんが、睡眠の質の面からみれば逆効果です。
というのも、水分がなくなると汗がべたつき、蒸発しづらくなってしまいます。蒸発しづらい汗は身体にまとわりつくため、夜中に目が覚めるなど睡眠の質低下に繋がるでしょう。
そうならないためにも、寝る前にコップ1杯程度の水を飲むことをおすすめします。
生活習慣を見直す
自立神経の乱れは結果的に寝汗へと繋がります。自律神経は体内時計によっても調整されているので、日々の生活習慣を見直してみるのも大切です。
毎日寝る時間がバラバラであったり起きる時間が安定していなかったりする人は、なるべく寝る時間や起きる時間を一定に保ち、体内時計が狂わない生活を送ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
寝汗は不快感によって睡眠の質低下に繋がってしまいます。また、原因にあてはまらないのに寝汗がひどい人は、神経などによる病気もあり得るかもしれません。あまりにも酷い場合は一人で悩まずお医者さんに相談しましょう。