『ちゃんと寝ているはずなのにゆっくり寝た気がしないな』
『夜中に何回か起きちゃう』
といったことはありませんか?
眠りたいのにぐっすり眠れないと日中居眠りしちゃうなど生活に影響もでちゃいます。
もしかしたら体温調節がうまくできてないために良い睡眠が取れていないだけかもしれません。体温低下を上手にできるとぐっすり眠れるようになることもあるんです。
体温についてちょっと考えてみませんか?
体温低下が良い睡眠のカギ

良い睡眠をとるには何が必要だと思われますか?人には体や脳を活動させる「交換神経」と体や脳を休ませる「副交感神経」がありますが、睡眠時は副交感神経が優位に立っているとぐっすり眠れます。
交感神経が優位だとよく眠れなかったり、夜中に何度も起きてしまったりとあまり睡眠にいい影響を与えません。脳がしっかり休むことのできる副交感神経が優位であることが良い睡眠の絶対条件だと言えるでしょう。
副交感神経を優位にするためには体温の低下が必要になります。また体温が低下すると副交感神経が優位になります。体温の低下と神経はお互いに作用しあっているのです。
眠っている間ぐらい、脳も体もゆっくり休ませて上げたいですよね。
睡眠前の体温調節の方法

人は手足から放熱して深部の体温を下げることで交感神経から副交感神経にシフトチェンジします。赤ちゃんが眠い時に体温がぐっと上がるのは、体温が上がっているわけではなく体温を下げている途中ということです。
逆に冷え性の人は手足から体温を放熱できないため、深部の体温が下がらずなかなかぐっすり眠れないようです。ではしっかり放熱するにはどうすればいいのでしょうか?
ここで出てくるのが体温を少しあげるという行動。しかも布団に入る直前ではなく、1時間以上前から体温を少しあげます。
具体的には
・ぬるめのお風呂に入る
・ストレッチをする
・湯たんぽを使う
・温かいのみものを飲む
注意するのは体温を上げすぎないこと。
寝る直前に熱々のお風呂に入る、ランニングをする、など体温を上げすぎてしまうと、交感神経が優位に働き、うまく副交感神経にシフトチェンジしません。
あくまでも少し体温を上げて、ゆるやかに放熱して体温を下げていくことが大切です。
まとめ

寝るのに体温を下げているなんて驚きですよね。体温低下をうまく使うと、質のいい睡眠がとれそうです。同じ時間眠るのだから工夫して要領よく眠る工夫するだけで、きっと次の日も元気に活動できそうです。
難しいことは1つもありません。今日からあなたも体温調節、してみませんか?。