睡眠の質を上げる

朝起きると肩が凝っているのはなぜ?肩こりの原因と対処法とは

朝起きると身体がガチガチで肩が凝っていて、身体が怠く感じて目覚めが悪い…。そんな悩みありませんか?朝スッキリと目覚めたいのに毎朝、こんな目覚めだと気分も沈んでしまいますよね。

ただ寝ているだけなのになぜ、肩が凝ってしまうのでしょうか。今回は、「朝起きると肩が凝っている」原因と対処法について解説させていただきます。是非、参考にしていただき、肩こりの対処法を試してみてくださいね。

朝起きると肩が凝っているのはなぜ?

ただ、寝ているだけなのに朝起きると肩が凝っているのはなぜでしょうか。その原因について以下の原因が挙げられます。

①身体の冷え

就寝中に肩や首を冷やしてしまうと肩こりの原因になってしまいます。冬の寒い日はもちろん、夏場の寝苦しい夜にエアコンをつけたまま寝てしまうと身体が冷えすぎてしまったり、反対に暑くなりすぎて布団をはいでしまい、身体を冷やしてしまう原因になってしまいます。また、身体を冷やしてしまうと血液の流れが悪くなり、寝ているときに肩が凝ってしまう原因になります。

②寝不足

寝不足が続いた状態でいると自律神経のバランスが乱れてしまい、睡眠中でも身体が緊張状態になり、血液の循環が悪くなってしまいます。また、緊張状態で寝てしまうことで肩こりの原因になってしまいます。

③ストレス

仕事や人間関係でストレスを溜めてしまっていると自律神経が乱れてしまい、筋肉が固くなってしまいます。また、睡眠中にストレスが影響で歯ぎしりをしてしまい、肩や首のまわりが緊張してしまうことで朝起きると肩が凝ってしまう原因になります。

④枕が合っていない

合っていない寝具は睡眠の妨げとなり、身体に負担をかけてしまいます。特に枕の高さが合っていないものを使い続けてしまうと肩や首に負担をかけてしまい、肩こりの原因になってしまいます。

①枕が高すぎる

枕が高すぎると首の位置が高くなり、首や肩に負担がかかってしまいます。また、気道が狭くなり、いびきの原因にもなります。

②枕が低すぎる

枕が低すぎると頭部の重さを支えることができずに肩に負担をかけてしまいます。また、頭の位置も下がってしまうため、口呼吸になり、いびきの原因にもなってしまいます。

寝る前の肩こり対処法

寝ているときに肩が凝らないように枕の高さや寝る前にできる対処法を紹介させていただきます。

①適切な枕の高さにする

人間の体は首から骨盤にかけて緩やかなS字カーブを描いています。枕の高さは、立ったときの姿勢が寝ているときでも自然にキープできる状態が理想的な枕の高さです。

②肩が凝らない寝方する

横向きやうつ伏せで寝てしまうと肩や首に負担がかかってしまいます。そのときは、仰向きで寝ることで背筋がまっすぐになり、体にかかる圧力も分散され、負担を軽減することができます。

③軽いストレッチをする

寝る前に軽いストレッチをすることで緊張した筋肉がやわらぎ、リラックス効果につながります。

『簡単ストレッチ方法』

①右の脇の下に手を入れて逆の手を大きくグルグルと回す(前回しと後ろ回し交互)

②左の脇の下に手を入れて、逆の手で大きくグルグルと回す(前回しと後ろ回し交互)

深呼吸をしながら10回ずつ行うようにしましょう。

まとめ

朝起きて肩が凝っている原因と寝る前の肩こり対処法について紹介させていただきましたが、「肩こり」といえば日中に不調を感じるものと思いがちですが、寝ているときの身体の冷えやストレス、枕の高さが原因となって肩こりになることもあります。

睡眠中に血行不良や筋肉がこわばってる状態では良質な睡眠をとることはできません。寝る前に軽いストレッチをして血行をよくしながら、深呼吸をし、リラックスして眠りにつくようにしましょう。