漢字読み講座

なにやら画数が多くて読めそうにない「羈絆」とは?「馬」が関係する「絆(きずな)」?

「羈絆」・・・

何やら画数が多くて、読めそうにもない!と思われる方も多いのではないでしょうか。

ただ、「羈」には「馬」の漢字が含まれていること、「羈絆」には「絆(きずな)」という漢字が使われていることは分かりますよね。

読めたらかなりの漢字の達人になれるはず!

何と読むのか、さっそく見ていきましょう。

「羈絆」の読み方のヒントとは・・・?

それではヒントです。

「羈絆」と同じ読み方の「同音異字」の漢字をヒントにします!

  1. 規範
  2. 帰阪
  3. 起版

・・・もう、分かりましたよね?

「羈絆」の読み方の答えは・・・

正解は、「きはん」でした!

「羈絆(きはん)」には、次のような意味があります。

  • つなぎとめるもの
  • 行動する時にあしでまといになるもの
  • きずな

「羈絆(きはん)」の「羈」は、「罒(あみ)」+「革(かわひも)」+「馬」から成る漢字で、馬の面に被せる革ひもを表します。

馬の頭につけて動きを制御する「おもがい」や手綱を指し、自由を拘束するという意味を持ちます。

「羈」「絆」のどちらも、「きずな」という意味を持つのですが、「きずな」とは「人と人とのつながり」という好ましい意味だけでなく、同時に「自由を拘束するもの・足手まといになるもの」という側面もあるのですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!