漢字読み講座

「際物」「挿頭す」「韋駄天」これらの読み方は?【難読漢字に挑戦!】

今回のお題は「際物」「挿頭す」「韋駄天」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「際物」

「際物」の読み方をご存じでしょうか?

もちろん「さいぶつ」や「さいもの」と読むのは間違いです。

読みにくい熟語ではありますが、言葉としてはほとんどの方が知っているに違いありません。

さて、あなたには読むことができますか?

「際物」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。
  2. 「売り出す季節が限定されたもの」などの意味
  3. 「今回の舞台は際物揃いだね」のように使われます。

以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。

「際物」の読み方!正解は!?

正解は「きわもの」です!

「際」という漢字は「もう少しで別の物になる」「ギリギリ」のような意味を持ちます。

なのでヒントで示したように「売り出す季節が限定されたもの」のことを「際物(きわもの)」と言うのです。

例えば、3月の「ひな人形」や正月の「羽子板」などですね。

また、そこから転じて、社会で起こった事件や流行を取り入れた映画や舞台のことも際物と呼ぶようになりました。

さらに、性格や風貌がかなり変わった人のことを際物と呼ぶこともありますね。

2問目はこの漢字!「挿頭す」

「挿頭す」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(そうとうす)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?

 

「挿頭す」読み方のヒントは?

ヒントは全体で3文字、「○○す」となります。
言葉としては普段から聞くものですが、意味は思っていたのと違うはずです。
何か思い当たるものはあるでしょうか?

 

「挿頭す」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「か」です。
この言葉の意味は、なんと漢字の通りで「髪や冠に花や枝などを差す」という意味の動詞です。
これで見当がつく人もいるのではないでしょうか?

「挿頭す」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「かざす」
です!
かざすと聞くと、一般的には「手に持っているものを高く掲げる」とか、
「手を頭上や顔のあたりにあげて光をさえぎる」、また「手をおおうように差し出す」
といった意味で使われることが多いかと思います。そういった場合のかざすは
漢字が異なり、「翳す」と表記します。
今回のかざすは意味がまったく異なるのですね。普段聞く言葉なのに、
これだけマイナーな意味を持つ言葉も珍しいと思います。
花や枝を髪に差すというのも、かんざしのように機能的なだけではなく、
おしゃれとしてやっていたのかと思うと、とても風流な感じがして素敵ですね。

 

最後はこの漢字!「韋駄天」

「韋駄天」の読み方をご存じでしょうか?

「韋」の字は一文字で「なめしがわ」と読みますが、もちろん「かわたてん」ではありません。

難しい字ですが、きっとどこかで聞いたことがある言葉ですよ。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「韋駄天」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. とっても足が速い人のことです
  3. 「韋駄天走り」という言葉があります

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「韋駄天」の読み方!正解は!?

正解は「いだてん」です!

「韋駄天(いだてん)」とは、猛烈に足が速い人のこと。

そもそも韋駄天は仏教界の神様の名前で、「韋蛇」や「韋天」とも呼ばれています。

韋駄天についての逸話に、お釈迦様の骨を盗んだ足の速い鬼を韋駄天が追いかけて捕まえたという話があるほど、韋駄天は足が速かったのです。

そのため、非常に俊足な人やその走りっぷりのことを「韋駄天走り」と呼ぶようになりました。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!