今回のお題は「足袋」「閄」「朦朧」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「足袋」
「足袋」と書いて、なんと読むか分かりますか?
足の袋という漢字から、すぐに答えが分かった人も多いのではないでしょうか?
そう、アレの事です!
さて、「足袋」と書いて、なんと読むでしょうか?
「足袋」読み方のヒントは?
今でいう所の、靴下の事で正解です!
着物を着る時の靴下の事です。
普通の靴下と違う事は、伸びない事、それに足の先がふたつに分かれていることです。
草履を履くことが前提で作られているので、足袋の足先も分かれています。
最近はこの足先が分かれているのが健康にいいとか、足が蒸れないとか、足裏に力が入るので腰にも優しいとかいわれて流行っているようで、靴下タイプだけでなく、足袋シューズといった靴にもなっています。
確かに5本指の靴下が流行った時に、なかなか快適であったことを考えると履き心地もいいのかも。
ひらがなにすると「〇〇」です。
もうわかりましたか?
「足袋」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たび」
です!
ちなみに足袋の留め具は「こはぜ」といいます。
このこはぜで足袋がしっかりと留まるなんて、感心しますね!
2問目はこの漢字!「閄」
「閄」の読み方をご存じでしょうか?
「門」+「人」で「もんにん」と読むのはもちろん間違いです。
「こんな字は初めて見た」という人が多いかも知れません。
かなりの難読です…
さて、何と読めばよいのか、あなたにはわかりますか?
「閄」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇」の2文字です
- ある時に人が発する声を表します
- 訓読みは存在せず、読み方はひとつだけです
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「閄」の読み方!正解は!?
正解は「こく」です!
読めた方はかなりの漢字通だといえますね!
「閄(こく)」とは、物陰からいきなり出て来て、人を驚かそうとする時の声を表します。
たとえば「わあ!」といった感じですね。
門の陰に隠れていた人が急に現れるというイメージが「閄」という漢字の成り立ちです。
「閄」のように音を表現する文字を擬声語と呼び、「ガタガタ」「ジャージャー」「トントン」なども擬声語です。
また、人と門が合わさった漢字としては他に「閃」や「們」などがあります。
最後はこの漢字!「朦朧」
「朦朧」と書いて、なんと読むか分かりますか?
パッと見は難しいように思える漢字ですが、よく耳で聞く、自分でも口に出して使っている言葉だと思います。
眠すぎる瞬間、疲れすぎた時など、自分でも朦朧状態になることも…。
さて、「朦朧」と書いてなんと読むでしょうか?
「朦朧」読み方のヒントは?
「朦朧」とは、ぼんやりとかすんで、はっきり見えないさまの事です。
「朦朧状態」は、意識が低下して知覚が鈍り、異常な行動を取ることで、多分本人はかなり辛い思いをしていると思います。
他にも「意識朦朧」なんてのは意識不明の手前の状態であり、眠気を我慢して仕事をしていてもほとんど仕事にならなかった……なんてありませんか!?
ぼーっとしすぎて、どうやってたどり着いたのが分からない時は、知らない間に疲れが溜まっているのでしょう。休息が必要です!
ざっくりいえば「はっきりしない」という意味で使っていると思います。
「朦朧」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「朦朧」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「もうろう」
です!
夏の暑さに意識が朦朧としてしまうことも…!
ぜひ、覚えておきましょう。