今日の難読漢字は
「麤い」
「挟む」
「智慧」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「麤い」
「麤い」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(うごい)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「麤い」読み方のヒントは?
ヒントは全体で3文字、「〇〇い」となります。
ある状態を表す形容詞で、一般的で日常的な言葉です。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「麤い」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「あ」です。
他の漢字で表記することが多く、この漢字はこういったクイズでしか見ないでしょう。
意味としては「細かくない」といった意味となります。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「麤い」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あらい」
です!
「麤い(あらい)」とは、隙間や粒は大きくざらざらしているさま、細かでない状況を表す言葉です。
一般的には「粗い」と表記することが多いですが、同じ意味の言葉です。
またあらあらしいとかはげしいといった意味もあり、この場合は「荒い」と同じですね。
「麤」は鹿を3つ組み合わせた漢字となっており、総画数は33画にもなります
これはJIS水準の漢字のなかではトップの画数となるようです。
学術的にはもっと多い画数の漢字があるようですが、コンピュータで表示できるよう規格化された漢字の中では、もっとも画数の多い漢字と言えるでしょう。
また精米されていない玄米のことを「あらごめ」と呼びますが、麤もあらごめという意味があり、「麤糲(それい)」とも言います。
これの漢字画数はまたとんでもないことになりそうで、下手なプリンターでは画数が多すぎるせいで真っ黒になってしまって読めないかもしれないですね。
2つ目の漢字は「挟む」
「挟む」という漢字は普通、「はさ(む)」と読みますよね。
それももちろん正解です。
しかし、同じ漢字の違う読み、あなたはご存知ですか?
知らなかった方はぜひこの機会に考え、学んでみてください!
「挟む」の読み方のヒントは?
「はさむ」よりも少しニュアンスが限定的になる言葉です。
間に割って入れ込むという意味が一番しっくり来ると思います。
ちなみに送り仮名を入れて5文字。
少し長くてびっくりしてしまいますね。
「〇〇〇〇む」
もう分かってしまったでしょうか?
正解は…
正解は…
さしはさむ
でした!
「口をさしはさむ」や「本にしおりをさしはさむ」のように使います。
自分が話しているときに、口をさしはさまれるとあまりいい気分はしませんね。
「はさむ」と読むことが多いこの漢字、ぜひもう一つの読み方として「さしはさむ」という読みを覚えておいてくださいね。
意味も「はさむ」と似ているので区別が分かりづらいですが、そこまで含めて知っているとスマートです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
3つ目の漢字は「智慧」
「智慧」
これ、何と読むかわかりますか?
見慣れない漢字が使われていますが、
読み方には耳馴染みがあるはずのこの言葉。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「智慧」読み方のヒント!
「智慧」は、「慧」の文字が難しいですよね。
「ちすい」「ともせい」などと読んでしまうかも。
実際はどちらも不正解です。
実はこの漢字、誰でも見聞きしたことのあるとある言葉と同じ読み方をするんです。
「勉強しすぎて〇〇熱が出ちゃったよ〜」なんて時に使う言葉なんですが……
さて、あなたは何と読みましたか?
「智慧」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ちえ」
です!
「智慧」は、
「物事をありのままに把握し、真理を見極めるちから」という意味の仏教用語です!
とても簡単に言えば「体験や経験から得られる気づき」のこと。
厳密に言えば「知恵」とは違う言葉であり、
「知恵」は「物事の判断ができ、それを処理していく働き」を指します。
ちなみに「智慧」をサンスクリット語で書くと「prajñā」となるそうですが、
これには「般若」という意味もあるのだとか……!
日本では怖いお面のイメージが強いので、かなり意外に感じますよね!
普段使う機会は少ないですが、知っていて損はない「智慧」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
まとめ
今日の難読漢字3つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!