今日の難解漢字は
「跳梁」
「顎門」
「楤の芽」
「鋳造」
「短艇」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「跳梁」です!
- 2 「跳梁」の読み方のヒントはこちら
- 3 「跳梁」の読み方!正解は!?
- 4 2つ目の漢字は「顎門」です!
- 5 「顎門」読み方のヒントは?
- 6 「顎門」読み方のもうひとつのヒントは?
- 7 「顎門」の読み方、正解は・・・
- 8 3つ目の漢字は「楤の芽」です!
- 9 「楤の芽」読み方のヒントは?
- 10 「楤の芽」読み方のもうひとつのヒントは?
- 11 「楤の芽」の読み方、正解は・・・
- 12 4つ目の漢字は「鋳造」です!
- 13 「鋳造」読み方のヒントは?
- 14 「鋳造」読み方のもうひとつのヒントは?
- 15 「鋳造」の読み方、正解は・・・
- 16 5つ目の漢字は「短艇」です!
- 17 「短艇」の読み方のヒントは・・・?
- 18 「短艇」の読み方の答えは・・・
- 19 まとめ
1つ目の漢字は「跳梁」です!
「跳梁」の読み方をご存じでしょうか?
「跳ねる」と「梁(はり)」で「はねはり」と読むのはもちろん間違いですよ。
日常であまり使う言葉ではありませんが、きっと耳にしたことがあるのでは。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「跳梁」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字
- 跳梁跋扈は「〇〇〇〇〇〇ばっこ」と読みます
- 思うまま、好き勝手にふるまうこと
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「跳梁」の読み方!正解は!?
正解は「ちょうりょう」です!
そもそもの意味は自由に跳ね回ることですが、転じて、悪人が好き放題にふるまうことを指して言うようになりました。
以下は「跳梁(ちょうりょう)」を使った例文です。
- 倉庫では大量のネズミが跳梁していた
- ルールが崩壊し、悪鬼が跳梁する世となった
- この町では窃盗団が跳梁している
ヒントに示した「跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)」は、「跳梁:跳ね回る」と「跋扈:権威を無視してやりたい放題する」の二つの意味が合わさって「悪人が好き勝手にふるまい、のさぼる」と言う意味になります。
2つ目の漢字は「顎門」です!
「顎門」と書いて、なんと読むか分かりますか? なんと(がくもん)ではないのです! さあ、なんと読むでしょう?
「顎門」読み方のヒントは?
ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。 体のある部分の名前で、みなさんにも当然あるはずです。 何か思い当たるものはあるでしょうか?
「顎門」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「あ」です。 漢字に顎が入っていることから、アゴに関係する言葉です。 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「顎門」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あぎと」
です!
あぎとはアゴの古い言い方で、基本的にはアゴと同じものを指します。 今では日常的に使われることはほとんどありませんが、創作の世界では たびたび使われていますね。例えば仮面ライダーでは「仮面ライダーアギト」 がありましたし、怪人の名前にも使われました。他にも進撃の巨人では 「顎(あぎと)の巨人」が登場します。
アゴは英語でジョーといいますが、チンとも言いますよね。 ボクシングに詳しい方なら、チンのほうが馴染みがあるかもしれません。 ジョーはアゴ全体を指し、チンはアゴの先端部分を指すんだとか。 アゴの先が割れている、いわゆるケツアゴは、チン部分ですね。
3つ目の漢字は「楤の芽」です!
「楤の芽」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(ぼけのめ)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「楤の芽」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇の〇」となります。
ある植物の名前で、季節によってはスーパーで見かけることもあります。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「楤の芽」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「た」です。
ずばり5月上旬ころに採れる、ある木の若芽です。天ぷらにすると絶品ですね。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「楤の芽」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たらのめ」
です!
タラの芽は、「タラノキ」というウコギ科の落葉低木の新芽のことを指します。
旬は5月上旬ころで、やわらかくて食べごたえのある食感と、ほんのりと感じる苦味が特徴的で、山菜の王様とも言われているとか。
天ぷらにするとその絶妙な食感と苦味が味わえ、タラの芽を最も美味しく食べられる調理法といっていいでしょう。
ゴマ和えにしたり炒めてもおいしいので、油との相性がばっちりな食材といえますね。
元になる木が「タラ」という木だと思われがちですが、正しくは「タラノキ」という名前なのがびっくりですね。
魚のタラと同じ名前の木、というのは誤解みたいです。
4つ目の漢字は「鋳造」です!
「鋳造」と書いて、なんと読むか分かりますか?
金属加工法のひとつなのですが、意外に身近にあったりします。
いつも歩いている道にもありますし、家にもある人もいるかも。
さて、「鋳造」と書いてなんと読むでしょうか?
「鋳造」読み方のヒントは?
「鋳造」とは、金属を熱で溶かし液体にして、型に入れて冷やし固める加工方法です。
金属が液体になるまで熱する訳ですから、相当な熱を加える必要があるため、金属系の物は家では作れません。
道路にあるマンホールや寺の釣鐘なども鋳造でできています。
そして「鋳造」に必要な流し込む型を「鋳型」といい、流し込むだけで完成するので幅広く使われています。
身近な物でいえば「たい焼き」や「人形焼き」なんかも鋳型に生地を流し込んで作られています。
「鋳型」なら自分の家にもあるかもしれませんね。
「鋳造」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「鋳造」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ちゅうぞう」
です!
「鋳造」されたもの、身近にありましたか?
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「短艇」です!
「短艇」って、どんな乗り物か分かりますか?
漢字をそのまま読むと「たんてい」ですよね。
実際に「短艇(たんてい)」とも読むのですが、ある外来語を表す漢字でもあるので、今回はその外来語を問題にしたいと思います!
何と読むのか?
早速見ていきましょう!
「短艇」の読み方のヒントは・・・?
「短」は「みじかい」、「艇」は船舶のイメージがあるので、短い舟?と思いますよね。
「短艇」は、甲板のない小型の船舶の総称です。
甲板がない小型の船舶・・・
公園の池などで手こぎする〇〇〇です!
このヒントで、分かりましたよね?
「短艇」の読み方の答えは・・・
正解は、「ボート」でした!
ボートというと現在では公園の池で漕いだり、競技として行われたりするものですよね。
でも、「短艇」の漢字をよく見てください。
「艇」の文字は、「艦艇(かんてい)」の艇です。
「艦艇」とは、大小各種の軍艦のことです。
旧日本海軍は艦艇に救命艇として短艇(ボート)を積載していました。
でも実際は、乗員の体力と精神力を鍛えるための「とう漕訓練」に使われたそう。
12名の漕ぎ手が力を合わせて漕ぐ訓練で、現在も行われているのですがのですが、かなりきつい訓練らしいですよ・・・
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!