今日の難解漢字は
「有卦」
「醴」
「演う」
「和蘭撫子」
「小酒」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「有卦」です!
- 2 「有卦」の読み方のヒントはこちら
- 3 「有卦」の読み方!正解は!?
- 4 2つ目の漢字は「醴」です!
- 5 「醴」読み方のヒントは?
- 6 「醴」読み方のもうひとつのヒントは?
- 7 「醴」の読み方、正解は・・・
- 8 3つ目の漢字は「演う」です!
- 9 「演う」読み方のヒントは?
- 10 「演う」読み方のもうひとつのヒントは?
- 11 「演う」の読み方、正解は・・・
- 12 4つ目の漢字は「和蘭撫子」です!
- 13 「和蘭撫子」の読み方のヒントは?
- 14 「和蘭撫子」の読み方、正解は……
- 15 5つ目の漢字は「小酒」です!
- 16 「小酒」の読み方のヒントは・・・?
- 17 「小酒」の読み方の答えは・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「有卦」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/10/10-13-07.png)
「有卦」の読み方をご存じでしょうか?
パッと見た印象で「ゆうかけ」と読んでしまいそうですが、もちろん間違いです。
「かける」という漢字は「掛ける」なので手偏が付いていますね。
漢字検定1級クラスの難題です。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「有卦」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇」の2文字です
- 占いで使われる言葉です
- 「良いことばかりで有卦に入ったようだ」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「有卦」の読み方!正解は!?
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/12/min007-seikai.jpg)
正解は「うけ」です!
「有卦(うけ)」とは陰陽道での幸運の年回りのこと。
また「有卦に入る(うけにいる)」とは、幸運期に入って良いことばかりが続くことを言います。
この場合の「入る」は「いる」と読み、「はいる」とは読まないため注意が必要です。
陰陽道では、有卦の吉年が7年続いた後に、無卦(むけ)の凶年が5年続くと言われているそうです。
良いことが続いた後は、気を引き締めていきましょう…!
2つ目の漢字は「醴」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/10/komori-20221030-02.png)
「醴」と書いて、なんと読むか分かりますか? なんと(ほう)ではないのです! さあ、なんと読むでしょう?
「醴」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。 ある飲み物の名前です。 日常的に飲むというよりは、ちょっとしたイベント時に振る舞われることが多いでしょう。 何か思い当たるものはあるでしょうか?
「醴」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「あ」です。 白くて甘い、トロッとした飲み物です。 子どもは飲んでいいのかダメなのか微妙な感じ…? これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「醴」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
正解は・・・
「あまざけ」
です!
甘酒というほうが馴染みがあるかもしれませんね。 ひな祭りやお正月などのイベント時に飲むことが多いかも知れません。 最近ではその豊富な栄養価から「飲む点滴」とも呼ばれ、缶入り・瓶入りの ものが年中スーパーで売られていたりします。 甘酒の作り方は大きく2種類あり、炊いたご飯に水と米麹を加えて発酵させた ものと、酒粕に水と砂糖を加えて火にかけたものがあります。 前者の米麹由来のものはでんぷんを糖化させているためほとんどアルコール分を 含みませんが、後者の酒粕由来の速成のものは若干のアルコール分を含むため、 少々の注意する必要がありますね。
3つ目の漢字は「演う」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/12/komori-20221225-06.png)
「演う」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(えんう)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「演う」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇う」となります。
ある動詞で、文字通り演芸に関係する言葉です。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「演う」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「お」です。
同じ読みの別の漢字もあり、そちらのほうが一般的です。
これはその漢字よりもさらに限定的な状況を指しています。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「演う」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「おこなう」
です!
演う(おこなう)は、人前で見せるための芸をする、という意味の言葉です。
「おこなう」というと通常は「行う」のほうを使うことが多いですよね。
実際に演芸などをするときに「行う」を使っても間違いではなく、むしろ演うは少し当て字気味な使い方のようです。
ただ、こちらの言葉のほうがより演し物としての雰囲気が出ますよね。
「漫才を行う」よりも「漫才を演う」のほうが、よりみんなの前で演じたり披露している雰囲気が出ているように感じます。
「行う」だとただ実行しているだけに感じますが、「演う」はさらに人にみてもらう、というニュアンスがちゃんと出ているからでしょうか。
4つ目の漢字は「和蘭撫子」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/02/kanesyon.png)
「和蘭撫子」って何て読むか分かりますか?
(わらんなでしこ)って読んでしまいますよね。
「和蘭」の意味が分かれば、ヒントになります!
国の名前です。
「和蘭撫子」は一体何と読むのでしょうか?
「和蘭撫子」の読み方のヒントは?
「和蘭」は(おらんだ)と読みます。
「撫子」は(なでしこ)ですので「和蘭撫子」は(おらんだなでしこ)と読みます。
(おらんだなでしこ)だと、どんな花だろうって思いますよね?
もっと身近な名前があります。
最大のヒントは「母の日」です!
さあ、何と読むか分かりましたか?
「和蘭撫子」の読み方、正解は……
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/05/question03.jpg)
正解は……
「カーネーション」
です!
母の日にカーネーションを贈るという風習は、20世紀初頭のアメリカで広まったといわれています。
南北戦争中、敵味方関わらず負傷兵の看護を精力的に行った「アン・ジャービス」という女性がいました。
しかし、志半ばでなくなってしまいます。
娘の「アンナ・ジャービス」は母親の好きだった花である白いカーネーションを祭壇に手向けて母親を見送りました。
翌年5月の第2日曜日に同じ教会で、アンナ・ジャービスは再び母を偲ぶ記念会を開催し、出席者に白いカーネーションを配りました。
このことがアメリカ全土に広がり「母の日」が設定されたと言われています。
その後、日本へ伝来しました。
ときには、母親や身近な人に感謝の気持ちを伝えたいものですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
5つ目の漢字は「小酒」です!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/03/13c390c85ccd68747fbafd4170a8375b.png)
外来語に漢字が当てられたものは、当て字なので読み方が難しい場合が多々あります。
今回の「小酒」もその一つ!
そのまま読めば「こさけ」ですが、そんなお酒はありませんよね・・・
海外から伝わったお酒の1つなんですが、何と読むのか考えていきましょう!
「小酒」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「小酒」と同じように漢字を当てている外来語のお酒は、例えばビールが「麦酒」、ワインが「葡萄酒」など・・・
麦で作ったお酒がビール、葡萄で作ったお酒がワインなので、漢字そのものがヒントになっていることが分かりますね。
それでは「小酒」は・・・?
小さい瓶に入って売られていることが多い、あのお酒です!
もう分かりましたよね?
「小酒」の読み方の答えは・・・
正解は、「リキュール」でした!
小酒(リキュール)は、蒸留酒に砂糖、果実やハーブなどの香味を風味付けしたお酒の事です。
ベルモットやペパーミント、ピーチツリーやカルーアなど、実に様々なリキュールがあって、ロックや水割りだけでなくソーダ割りやミルク割など飲み方もさまざまです。
「小酒」の漢字を見ると、どう考えても「リキュール」とは読めませんが、当て字って面白いですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!