「蹲踞」
これ、何と読むかわかりますか?
それぞれの漢字にも見慣れない……と感じる方がいるかも。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「蹲踞」読み方のヒント!
「蹲踞」は、とある道具の名前です。
現代においてはなかなか使う機会がなく馴染みが薄いですが、
現在もお寺や和風庭園では見かけることがあります!
また京都の龍安寺では、これが一つの名物となっています。
こちらは見たことがある方がいるかも。
さて、あなたは何と読みましたか?
「蹲踞」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「つくばい」
です!
「蹲踞」は、
「茶室に入る前に心身を清めるため、石や岩などをくりぬいた手水鉢」のこと!
手水鉢は水が湛えられたもので、手と口を清めるための柄杓がそばに置かれます。
現在は使う機会は少ないですが、
和風庭園などでは装飾の一つとして置かれているのを見かけますよ。
また、先に記述した龍安寺の有名な蹲踞は「知足の蹲踞」と呼ばれています。
水を溜める部分を「口」という文字に見立て、
周囲に字を配して「吾唯知足」という言葉を表現。
「われただたることをしる」と読み、人間の欲を戒める言葉として使われています。
難しい言葉ではありますが、覚えておけばかっこいいこの言葉。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
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