今回の難読漢字は「慧い」「由無しごと」「流離」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「慧い」
本日の難読漢字クイズは「慧い」です。
慧眼(けいがん)の慧ですね。
似ていますが、彗星の彗ではありません!
あなたは何と読みますか?
「慧い」の読み方のヒントは?
1.「慧い」をひらがなにすると3文字になります。
2.「慧い」の同義語には「シャープ」「英明」「鋭敏」などがあります。
3.『鳩のごとく素直に、蛇のごとく慧かれ、というイエスの言葉をふと思い出し、』太宰治「斜陽」より引用
正解は…
正解は…「さとい」でした!
賢い、心が鋭い、気がきく、知恵のあるさまをあらわす言葉です。
仏教では物事の道理を正しく見抜く力、真理を明らかに知る力を指します。
また、感覚の敏感さを意味する場合も用いられます。
例:この子は耳が慧いね!
「慧」の音読みは「ケイ」「エ」、訓読みは「慧い(さとい)」「(慧い)かしこい」です。
「慧」を使う熟語
戒定慧(かいじょうえ):仏教の修行に重要な教え。戒律・禅定・智慧の三学。
慧給(けいきゅう):賢く弁舌が巧みなこと。
悪智慧(わるぢえ):悪字を上手く成就させる頭のはたらき。
慧可断臂(えかだんぴ):なみなみならぬ求道の思いをあらわすこと。
哲・怜・敏・嶷・聡・黠…
全部「さとい」と読む漢字です!実はたくさんあるんですね。
2問目はこの漢字!「由無しごと」
「由無しごと」と書いて、なんと読むか分かりますか?
女性ならば、意味もない話もひっくるめて何時間でもおしゃべりできます。
理由も根拠もないような事をしゃべり続けることで、実はストレスを解消しているのです。
男性でもふと、意味もなくとりとめもない事を考えてしまう事ありませんか?
さて、「由無しごと」と書いてなんと読むでしょうか?
「由無しごと」読み方のヒントは?
「由無しごと」とは、つまらない事、根拠のない事、とりとめもない事のことです。
たわいもない冗談を言い合ったり、噂話をしたり、くだらない話も「由無しごと」です。
人から見ればくだらない話でも、聞いてくれる友達が居れば幸せですよね。
いつも聞き逃せない話ばかりだと疲れますが、とりとめもない話をすることでリラックスできます。
「由無しごと」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇しごと」です。
さて、もうわかりましたか?
「由無しごと」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「よしなしごと」
です!
色々考えてみても、最後はなるようにしかなりません。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「流離」
「流離」
これ、何と読むかわかりますか?
普通に読む方法もあるのですが、
より馴染みのある読み方もあるんです。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「流離」読み方のヒント!
「流離」は、「りゅうり」と読めますよね。
実はこちらも正解!
ただし、もっと親しみやすい言葉として読むこともできるんです。
その読み方は有名な曲名や、漫画や小説などでも見かける馴染み深いもの。
さて、あなたは何と読みましたか?
「流離」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「さすらい」
です!
「流離」は、
「あてもなくさまよう」という意味の言葉です!
「りゅうり」と読んでも「さすらい」と読んでも意味は同じ。
故郷を後にして、あてもなくあちこちを彷徨い歩くという意味ですよ。
この読み方を聞いてしまうと「りゅうり」という方が意味が通じにくく感じますよね。
「さすらい」といえば、奥田民生の曲として有名ですし、
さまざまな漫画や小説などでも見かける言葉。
同じような言葉として「流浪」もありますが、
こちらも「るろうに剣心」などで使われているため、ご存じの方が多いかも。
一度覚えてしまえば、すんなり読めるようになる「流離」。
これを機にスマートに読めるように覚えておきましょう!