「白頭鳥」を何と読みますか?
「はくとうちょう」ではありません。
早速ヒントを見てみましょう!
「白頭鳥」の読み方のヒントは?
1.「白頭鳥」をひらがなにすると、4文字になります。
2.「白頭鳥」は秋の季語です。
3.「白頭鳥」は花の蜜や果実など甘いものが大好きです。
正解は…
正解は「ひよどり」でした!
「白頭鳥」とは、スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属に分類される鳥類。
「鵯」とも書きます。
全長28cm前後のほっそりした姿で、甲高い「ヒーヨ、ヒーヨ!」という鳴き声が特徴的。
頭部から背中にかけて、白っぽい灰色の羽毛に覆われています。
『ひよどりのこぼし去りぬる実のあかき』蕪村
俳句では秋(晩秋)の季語。
日本では公園でも見かける「白頭鳥」ですが、国外にはほぼいないため、海外のバードウォッチャーからは珍鳥として人気があります。
基本的に花の蜜や果実といった甘いものを好みますが、ブロッコリーやキャベツも好きなので、農家の方からは嫌われているそうです。
「白頭鳥」は人慣れしやすく、飼い主を見分けるほど賢いため、平安時代は貴族のペットとして愛されました。
当時の貴族たちは「白頭鳥」に無名丸とか千代丸などの名前をつけて、姿や鳴き声の美しさを競う「ひよどりあわせ」という勝負をして楽しんだといいます。