「無為って、なんて読むのかな?」
「無為」という漢字には、なじみがない方もいますよね。なんと読むのか、まったく見当がつかない方もいるでしょう。
あまり見たことがないこの漢字は、一体なんと読むのでしょうか?
「無為」読み方のヒントは?
- 無為には読み方が2つあります。
- 対義語は「有為」です。
- 仏教用語として使われることもある言葉です。
上記のヒントをもとに、正解を考えてみてください。
「無為」の読み方、正解は……
気になる正解は……
「むい」「ぶい」
です!
「無為」は基本的には「むい」と読みますが、まれに「ぶい」と読むこともあります。
無為とは、次のような意味を持つ言葉です。
- 自然のままで何も行為や作用を加えないこと
- 何もしないで時間を無駄に過ごすこと
また、仏教では、「不正不滅の存在」という意味があります。人為的に作られたものではない、生じることも消滅することもないもののことを指します。
どちらかというと、日常会話より文章で使われることが多い言葉と言えるでしょう。
無為という言葉は、
「この庭園は、無為の美学を持って設計されており、自然そのものを楽しめる」
「せっかくのゴールデンウイークを、無為に過ごしてしまった」
のように使用されます。
今回は、「無為」の読み方について解説しました。
「無為」は読みにくい漢字ですが、この機会に読み方を覚えてしまうのもいいでしょう。
ここで習得した漢字の知識を、ぜひ日常生活に生かしてくださいね!