今回の難読漢字は「名代」「継ぎ接ぎ」「勿論」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「名代」
「名代」の読み方をご存じでしょうか?
「なだい」や「なしろ」とも読めますが、今回はもうひとつの読み方を正解とします。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「名代」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 意味は、だれかの代理をつとめることです
- 「部長が都合により欠席したため、私が名代として参加しました」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「名代」の読み方!正解は?
正解は「みょうだい」です!
漢字自体は小学校で習うごく簡単な字ですが、日常的にはあまり使われない言葉なので、意外と難しかったかも知れません。
「名」の字には「な・めい・みょう」といった読み方が、「代」の字には「だい・しろ・か(わる)」といった読み方があります。
「めいだい」と間違えて読んでしまいやすいので、注意しましょう。
「名代」には以下の3つの読み方があり、それぞれに意味が異なります。
- みょうだい:だれかの代理をつとめること
- なだい:名を知られている、評判が高いこと
- なしろ:大化の改新以前の皇室の私有民のこと
また「名代(みょうだい)」の類義語には「代理」「代理人」「代役」「替え」などがあります。
2問目はこの漢字!「継ぎ接ぎ」
「継ぎ接ぎ」の読み方をご存じでしょうか?
「継ぐ」も「接ぐ」も「つぐ」と読めますが「つぎつぎ」と読むのは間違いです
普段の生活で使われる言葉なので、直観的にピンと来た人も多いかもしれませんね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「継ぎ接ぎ」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇ぎ〇ぎ」の4文字です
- 継ぎ接ぎとは、形や色などの異なる布を剝ぎ合わせる手法のこと
- 「継ぎ接ぎだらけの貧しい着物」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「継ぎ接ぎ」の読み方!正解は!?
正解は「つぎはぎ」です!
ヒントでほとんどの方が正解できたと思いますが、いかがでしょう。
「継ぎ接ぎ(つぎはぎ)」とはヒントでも示したように、色や形、素材などが異なる布を剝ぎ合わせる手芸の手法のことです。
「継ぐ」も「接ぐ」も読み方は同じで「つぐ」になりますが、本来の意味は次のように若干ことなります。
- 継ぐ:家業などの地位や経営を前任者から引き継いで行うこと
- 接ぐ:離れているものをつなぎ合わせること
継ぎ接ぎは、似た意味の言葉を重ね合わせた言葉ですね。
「接ぎ(はぎ)」を「つぎ」と読まないように注意しましょう。
最後はこの漢字!「勿論」
「勿論」と書いて、なんと読むか分かりますか?
よく耳にする言葉だし、口にも出す言葉だと思います。
すぐに読める! という人は、書けますでしょうか?
ひらがなやカタカナで書くことが多いこの言葉、さて、「勿論」読めますよね!?
「勿論」読み方のヒントは?
「勿論」とは、言うまでも無くという意味です。
言うまでもなく自明であることで、無論と同じです。
勿論、絶対に使ったことがありますよね?
ハッキリ言って絶対です。
論(ろん)ずること勿れ(なかれ)と書いて「勿論」です。
勿論(なかろん)とは読みません。
声を揃えて「勿論だ!」なんて言ってませんか?
「勿論」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「勿論」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「もちろん」
です!
ひらがなやカタカナで書くことが多い「勿論」ですが、
勿論、読めましたよね!?
読めなかった人は、これを機に、ぜひ覚えておきましょう。