今回は「新走」「針魚」「柘榴」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「新走」
「新走」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「しんそう」ですが、残念ながら間違いです。
日常的に耳にする言葉ではないので、かなりの難読になります。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「新走」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字です
- 走ることとは全く関係がありません
- 「新」は「あら」と読みます
以上の3つのヒントから考えて見てくださいね。
「新走」の読み方!正解は?
正解は「あらばしり」です!
「新走(あらばしり)」とは、その年の新米から一番早く醸造した酒のことをいいます。
「走」という字からマラソンや短距離走など走ることを連想してしまいますが、意外な意味に驚かれた方も多いでしょう。
ちなみに歳時記にでは「新走」は秋の季語として掲載されています。
なぜ秋の季語なのかというと、昔の農家では新米を収穫したら自家用としてすぐに醸造していたので、新酒は秋のものだったのが理由だそうです。
2問目はこの漢字!「針魚」
「針魚」の読み方をご存じでしょうか?
素直な方は「しんぎょ」と読んでしまったかもしれませんが、残念ながら間違いです。
「はりよ」「はりうお」という読み方もありますが、今回はそれら以外を正解とします。
さて、あなたには正解がわかりますか?
「針魚」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 魚の名前です
- 細長い形からこの字が当てられました
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「針魚」の読み方!正解は!?
正解は「さより」です!
「針魚(さより)」はダツ目サヨリ科サヨリ属の細長い海水魚です。体長は約30cm。下あごが長いことが特徴で、食用にされています。
刺身や寿司、天ぷらなどに使われるお馴染みの魚ですね。
前述したように、「針魚」は「はりよ」や「はりうお」とも読むことができますが、その場合は意味が異なります。
「はりよ」「はりうお」とはトゲウオ科の淡水魚で、5cmほどの小さな魚です。
「さより」と混同しないように注意しましょう。
最後はこの漢字!「柘榴」
「柘榴」の読み方をご存じでしょうか?
「柘」には「石」という字が使われていますが「せき」と読むことはできないため「せきりゅう」と読むのは間違いです。
意外な読み方ではありますが、さらっと読めた方も多いかもしれません。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「柘榴」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 果物の名前です
- 「女性の果実」とも呼ばれています
以上の3つのヒントから考えて見てくださいね。
「柘榴」の読み方!正解は?
正解は「ザクロ」です!
「柘榴(ザクロ)」はザクロ科ザクロ属の落葉小高木。
産地としては、イランやチリ、アメリカのカリフォルニア州などが有名です。
美容に良くて中にはぎっしりと種が詰まっていることから「女性の果実」とも呼ばれています。
また、「柘榴」は「石榴」とも表記され、一般には「石榴」と書かれる場合の方が多いようです。
さらに「榴」の一文字でも「ザクロ」と読むことができます。