漢字読み講座

「端金」「人集り」「灼か」これらの読み方は?【難読漢字に挑戦!】

今回のお題は「端金」「人集り」「灼か」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「端金」

今回の問題は「端金」の読み方です。

日常的に使う言葉ですが、漢字で書くと意外と読みにくいですね。

「はしがね」とも読めますが、今回はもう一つの読み方で答えてください。

さて、あなたには正しく読むことができますか?

「端金」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字です
  2. 意味は「ごくわずかなお金」のこと
  3. 「こんな端金ではとても足らない」などと言います

以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。

「端金」の読み方!正解は!?

正解は「はしたがね」です!

前述したように「はしがね」という読み方もありますが「はしがね」は何かの端につける金具のことになります。

「はしたがね」は、わずかなお金、中途半端な金銭を意味する言葉で、「端銭(はしぜに)」も同様の意味です。

「端金」は、一般的には「はした金」と表記することが多いようですね。

それにしても、はした金とは一体いくらなのでしょう。

人やその時の状況によって、100円がはした金だったり、100万円がはした金だったりするので、微妙な言葉ですよね。

2問目はこの漢字!「人集り」

「人集り」の読み方をご存じでしょうか?

「ひとあつまり」だと「人集まり」なので、違いますね。

それなら一体何と読むのか…

あなたにはわかりますか?

「人集り」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇り」の5文字
  2. 人が大勢集まっていること
  3. アイドルに人集りができている

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「人集り」の読み方!正解は!?

正解は「ひとだかり」です。

よく耳にする言葉ですが、漢字で書くとなかなか読みにくいですね。

「集」という字は通常「集(あつ)まる」や「集合(しゅうごう)」のように使われますが、少し変わった読み方として「人集(だか)り」や「集(つど)う」のように読むことも。

意味はいずれも「人が大勢集まること」を示しています。

以下は「人集り」を用いた例文です。

  • 初売りのセールには毎年すごい人集りができる
  • お祭りの人集りは例年にもまして多かった
  • 人集りが道を遮って、はなはだ迷惑である

結構使われる言葉なので、漢字でもサラッと読めるようにしておきたいですね。

最後はこの漢字!「灼か」

「灼か」の読み方をご存じでしょうか?

「灼熱(しゃくねつ)」という言葉がありますが「しゃくか」と読むのはもちろん間違いです。

また、「灼く」と書いて「やく」と読めますが、「やか」でもありませんよ。

正解は時々耳にする言葉なので、読み方を聞いたらほとんどの方が意味がわかると思います。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「灼か」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇か」の4文字です
  2. 神仏の御利益がありありと見えるさまを言います
  3. 「霊験灼か」という言葉があります

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「灼か」の読み方!正解は!?

正解は「あらたか」です!

「灼(あらた)か」には以下の2つの意味があります。

  • はっきりと見えるさま、鮮やかなさま
  • 神仏の御利益が際立っているさま

しかし一般的には、神仏の力を指していう場合がほとんどでしょう。

ヒントに示した「霊験灼(れいけんあらた)か」という言葉は、一度は耳にしたことがあるのでは?

霊験灼かな神社にお参りして、御利益に預かりたいものですね…

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!