今日の難解漢字は
「咎める」
「露呈」
「榠樝」
「与力」
「凹凸」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「咎める」です!
- 2 「咎める」の読み方のヒントはこちら
- 3 「咎める」の読み方!正解は!?
- 4 2つ目の漢字は「露呈」です!
- 5 「露呈」読み方のヒントは?
- 6 「露呈」読み方のもうひとつのヒントは?
- 7 「露呈」の読み方、正解は・・・
- 8 3つ目の漢字は「榠樝」です!
- 9 「榠樝」の読み方のヒントはこちら
- 10 「榠樝」の読み方!正解は!?
- 11 4つ目の漢字は「与力」です!
- 12 「与力」の読み方のヒントは・・・?
- 13 「与力」の読み方の答えは・・・
- 14 5つ目の漢字は「凹凸」です!
- 15 「凹凸」読み方のヒントは?
- 16 「凹凸」読み方のもうひとつのヒントは?
- 17 「凹凸」の読み方、正解は・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「咎める」です!
「咎める」の読み方をご存じでしょうか?
「罪咎」と書いて「ざいきゅう」と読むことができますが、「きゅうめる」と読むのはもちろん間違いです。
「罪咎」も十分難読ですが…
さて、それでは「咎める」は何とよむのか、あなたにはわかりますか?
「咎める」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇る」の4文字
- 不正やあやまちを責めること
- 警官に万引きを咎められた
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「咎める」の読み方!正解は!?
正解は「とがめる」です!
意味はヒントで紹介たように「不正やあやまちを責めること」
「悪いことはしていないのに咎められる理由がわからない」などと使います。
また、単に他人に責められる場合だけではなく、自分の行為を自分で責める場合にも使うことができるでしょう。
例えば「彼にお金を支払わせるのは気が咎める」「嘘をついてまで押し通すのは良心が咎める」のような使い方です。
類語としては「責める」「なじる」「追及する」「詰問する」などがあります。
2つ目の漢字は「露呈」です!
「露呈」と書いて、なんと読むか分かりますか?
漢字で書くとピンと来ないかもしれませんが、絶対に聞いたことのある言葉です。
隠しておきたかった事なのに・・・表に出てしまった時に使われます。
さて「露呈」と書いてなんと読むでしょうか?
「露呈」読み方のヒントは?
「露呈」とは、隠れていた事柄が表面に現れ出ることです。
これまでの矛盾が表に出てしてしまえば、「矛盾が露呈する」といいます。
会社の汚職が露呈してしまえば、暫くは風当たりも強いでしょう。
また、自分でさらけ出してしまうことも「露呈」です。
隠していた本音を露呈することで、楽に生きられるなら自分をさらけ出した方がいいでしょう。
小食に見せたくて我慢しているよりは、好きなだけ食べた方が笑顔になれますよね。
同じような言葉に「露見」がありますが、こちらは悪事や陰謀などがばれるといったニュアンスで使います。
「露呈」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「露呈」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ろてい」
です!
「露見」は(ろけん)です。
隠し事がひとつもないと言う人は、あまり居ないのではないでしょうか?
露呈しないように気を付けましょう。
3つ目の漢字は「榠樝」です!
「榠樝」の読み方をご存じでしょうか?
メイサとも読むことができますが、今回はそれ以外を正解とします。
とはいえ「メイサ」と読むのもかなり難読なのですが、正解は日常で耳にしたことがある読み方ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「榠樝」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- バラ科の落葉高木です
- この果実を使った「〇〇〇酒」は有名
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「榠樝」の読み方!正解は!?
正解は「カリン」です!
また、冒頭でお話ししたように「メイサ」と読むこともでき、意味は同じ。
一般にはカタカナやひらがな表記、または「花梨(カリン)」と書く場合も多いようです。
カリンとはバラ科の落葉高木で、幹の高さは6~10mになります。
秋には10~15cmほどの黄色い果実が実りますが生で食べることはできず、カリン酒やジャム、ハチミツなどに利用されるのが一般的です。
カリンは喉荒れや咳止めにも効果的で、古くから薬としても使用されてきました。
4つ目の漢字は「与力」です!
「与力」って・・・「よりょく」でしょ?簡単!
「よりょくを残す」「よりょくがあったら助ける」などと使う言葉!
そう思ったあなたは・・・残念。
よく漢字を見てください。
「余力」ではなく「与力」なんです。
「余力」ではない「与力」、いったい何と読むのでしょうか?
「与力」の読み方のヒントは・・・?
それでは「与力」とは何かをヒントにします!
「与力」は、江戸時代の奉行所の代表的な職名のことなんです。
御家人たちがこの役職に就き、江戸の行政や司法、警察に当たっていました。
似た役職に「同心」がありましたが、与力は同心の上司という立場。
与力は騎乗が認められ、下手人を捕まえる際には与力が指揮を執り、同心が「御用だ、御用だ」と追い立てました。
そんな「与力」、何と読むか考えてみてください。
「与力」の読み方の答えは・・・
正解は、「よりき」でした!
与力は江戸時代の代表的な役職のことでした。
もしかしたら時代劇を見ていると、「与力」が登場するかもしれませんよ。
注目してみてみるのも面白いかもしれません。
「与力」と力が余っているという意味の「余力」、混同しないようにしてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
5つ目の漢字は「凹凸」です!
「凹凸」と書いて、なんと読むか分かりますか?
でこぼこは「凸凹」と書き、「凹凸」とは位置が逆になります!
しかし当然(ぼこでこ)ではありません。
パズルのようであり、記号みたいにも見えますが漢字です。
さて、「凹凸」と書いてなんと読むでしょうか?
「凹凸」読み方のヒントは?
「凹凸」とは、高低差・格差が確認されるような状態の事をいいます。
たとえば、アスファルトに覆われていない道。
「凹凸のある道で歩きにくい」なんて言ってると思います。
でこぼこ以外になんて言ってましたっけ・・・?
他にも、均等ではないことも「凹凸」といいます。
女性の体つきなどを表す時にも「凹凸がない」なんて言ったりしますね。
平坦なことが、いい時も悪い時もあるってことですかね・・・。
「凹凸」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「凹凸」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「おうとつ」
です!
漢字のビジュアルにふさわしい読み方だと思いませんか?
ぜひ、覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
出典:コトバンク