睡眠の質を上げる

寝不足だと甘い物が食べたくなるのはなぜ?その理由と対処法とは

無性に甘いものが食べたくなる時ありませんか?普段そこまで甘いものを食べているわけでもないのに…。食べたいと思ったらつい、甘いものに手が伸びてしまうのはなぜでしょうか?無性に甘いものが食べたくなると普段よりもたくさん食べてしまうのでカロリーが気になります。甘いものが欲しくなる理由の1つの「寝不足」が挙げられます。

今回は、睡眠不足のときに甘いものが食べたくなる理由と対処法について解説させていただきます。

なぜ睡眠不足になると甘いものが食べたくなるの?

睡眠不足と甘いものが食べたくなる原因について、以下の理由が挙げられます。

睡眠不足になると「グレリン」という食欲を促進するホルモンの分泌が増加してしまい、
その反対に「レプチン」という食欲を抑制するホルモンの分泌を減少してしまいます。

また、睡眠不足による影響でが不足してしまい、甘いものを食べると、一時的にセラトニンが増えることで「グレリン」が増加してしまい、食欲を抑えることができずに、甘いものが無性に食べたくなってしまうことがあります。

睡眠不足以外に甘いものが食べたくなる理由

睡眠不足以外に、無性に甘いものが食べたくなる理由について、以下の理由が挙げられます。

①疲労

疲れがたまると「甘いものが食べたくなる」と感じたりしませんか?疲れがたまると血液中のブドウ糖が不足してしまい、脳に十分な栄養が行き渡らず、脳が甘いものを欲しいと感じるようになります。

②ストレス

ストレスを感じると、食欲を促進する「ホルモンコルチゾール」が増えてしまい、ストレスを改善するために「抗ストレスホルモン」と呼ばれているセロトニンの分泌量を増やす働きがあり、甘いものを食べることで不安やイライラを和らげてくれる働きがあります。

③生理前・生理中

女性ホルモンのバランスは、生理周期によって変動し、生理前や生理中は女性ホルモンの分泌が変化することで、イライラや不安を感じやすくなります。そのストレスの影響で、甘いものが食べたくなったり、食べ物の量が増えてしまう場合があります。

甘いものが食べたい時の代わりの食べ物

甘いものを食べたいときに一番気になることは、カロリーのことです。そんなときにお菓子を食べずに代用できるものがあるといいですよね。お菓子を食べずに以下の食べ物を食べるのがおすすめです。今回は3つ紹介させていただきます。

①フルーツ

フルーツには甘みがあり、60%以上が果糖になり、ゆっくりと消化していくため、血糖値が急に上がることがありません。また、フルーツの入ったゼリーは、水分が多く満腹感が感じやすいのでオススメ!

②イモ類

食物繊維が豊富なイモは、満腹感を感じやすい上に腹持ちが良く、食べ過ぎを防止することができます。また、芋にはカリウムが多く含まれていて、余分な水分は尿で排出されるため、むくみ対策にもおすすめです。

③乳製品

ヨーグルトはカロリーが低く、たんぱく質やカルシウムが豊富に含まれています。たんぱく質は、血糖値の上昇を穏やかにしてくれる働きがあり、満腹感も得やすくなります。また、ヨーグルトに含まれている乳酸菌には、腸内環境を整えてくれる働きがあります。

まとめ

無性に甘いものが食べたくなる時は、食べ過ぎてしまう可能性があるため、カロリー少なめで腹持ちが良いものや、栄養がある食べ物を食べることをおすすめします。

また栄養バランスのとれた食事や、適度な運動を行うようにし、良質な睡眠を取るように心がけ、ストレスを溜めないように、自分に合った解消法見つけるようにしましょう。