「簓」の読み方をご存じでしょうか?
「彫刻(ちょうこく)」の「ちょう」の字に竹冠なので「ちょう」と読んでしまいそうですが、残念ながら間違い。
と言われても「簓」という字はほとんどの方が見たことがないかも知れません。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「簓」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 竹を細かく割って一端を束ねたもの
- 日本の郷土芸能では楽器としても使われています
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「簓」の読み方!正解は!?
正解は「ささら」です!
「簓」とは、ヒントにも示したように竹を細かく割って一端を束ねたもののことで、鍋や釜を洗う道具になっています。
また、日本の郷土芸能では「さららこ」と呼ばれる短冊型の薄い板を合わせたものに簓をすり合わせて音を出すことで、楽器としても使われます。
なぜ「ささら」と呼ばれるのかというと、さらさらという音がすることがその由来だと言われています。
さらに、物の先端が細かく割れてささくれている様子を「簓」と表現する場合もありますよ。
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