「疾うに」
は、あまり日常会話では使わないかもしれません。
しかし、どちらかというと文学的でやや古風な表現として、頻出する言葉です。
「疾走」の「疾」と同じ漢字ですが、あなたは正しく読めますか?
「疾うに」読み方のヒントは?
「疾うに」には、ずっと前に、という意味があります。
「息子は疾うに家を出て、東京で1人暮らしをしています」のような使い方をします。
普段私たちが話すときは、「疾うに」とはあまり言わず、
「とっくに」や「とっくの昔に」と表現することが多いですね!
もうおわかりですね?
「疾うに」の読み方、正解は……
「疾うに」の正解は……
「とうに」です!
「今日の仕事?それならとうに終わっているよ」
などなど。
若者言葉というよりは、やや古風な雰囲気がある「疾うに」。
仕事や課題の進捗を聞かれたら、
「そんなんとっくの昔に終わったよ」
ではなく、
「仕事なら疾うに終わったよ」
と言ってみると、少し知的な雰囲気がしませんか?
ぜひ使ってみてくださいね。