睡眠の質を上げる

寝起きに甘いものが食べたくなる もしかして睡眠不足のせい?

「無性に甘いもの食べたくなる」そんな経験ありませんか?甘いものが食べなくなるのは、さまざまな原因があると言われています。よく言われるのは、エネルギーの元となる三大栄養素である「タンパク質」「炭水化物」「脂質」のいずれかが不足していると言われていますが、そんな甘いものが食べたくなる原因と対処法と寝起きに甘いもの食べるデメットについて解説させていただきます。特にダイエット中の方は参考にしてくださいね。

寝起きに甘いものはNG!

寝ている間が省エネモードで食事を摂ることがなく空腹状態です。朝は空腹なので食べ物が吸収されやすく、甘いものを食べると一気に血糖値が上がり肝臓からインスリンが分泌され、その血糖値を下げようとする働きがあります。インスリンは余分な糖分を脂肪に変えてしまい、体内に蓄積されてしまいます。寝起きに甘いものは、肥満の原因になりやすいため、あまりおすすめできません。

甘いものが食べたくなる原因

でも、、、無性に甘いものが食べたくて仕方ないときってありませんか?甘いものと脂っこいものは、ダイエット敵!できるだけ食べないようにしたいのに…。どうしても甘いものが食べたくて仕方がない、主な原因について紹介させていただきます。

睡眠不足

無性に甘いものを食べたくなる原因の1つに「睡眠不足」が挙げられます。睡眠不足になると、食欲を増進する「グレリン」というホルモンの分泌を増やし、食欲を抑制する「レプチン」というホルモンの分泌を減少させてしまいます。グレリンが増えると食欲が増し、無性に甘いものが食べたくなる原因になります。

良質な睡眠は「ダイエット効果」をもたらし、睡眠不足は、「体重増加」させてしまう原因となり、睡眠不足の人は、体重を増加させるカロリーの高い食品を好んで食べるようになり、太りやすくなる傾向があります。

ストレス

極度のストレスを感じると甘いものが食べたくなるのは、「コルチゾール」という食欲を増進するホルモンが増えてしまい、「レプチン」という食欲の抑えるホルモンが減ってしまうため、食欲が増してしまう原因になります。また、ストレスに対処しようと抗ストレスである「セロトニン」が分泌されることで甘いものを食べたくなる原因になります。

ホルモンバランスの影響

ホルモンバランスの変化により、排卵後から生理前にかけては、プロゲステロン(黄体ホルモン)が増えてしまいます。
プロゲステロンが増えると以下のようなことが起きやすくなります。

普段よりも空腹を感じやすくなる
・血糖値が上がる、急激に上下する
・インスリンが多く分泌される

甘いものを食べたくなった時の対処法

起床時に甘いものを食べたくなったときは、主食を抜かずに栄養バランスのよい食事を摂るようにしましょう。朝ご飯に甘いものを食べる(パンケーキ、お菓子など)集中力ややる気が低下してしまう原因になります。どうしても甘いものが食べたくなったら以下の対処法を試してみましょう。

①歯磨きをする

朝食後の後に甘いものが食べたくなったら、歯磨きをすることで食欲を抑える効果が期待できます。(ミント系がオススメ!)

②バナナ

バナナは100gあたり93kcal程度で甘くて満腹感が得られやすく、更に食物繊維が豊富なのでお通じをよくしてくれる働きがあります。

③ヨーグルト

加糖ヨーグルトは100gあたり70~100kcal程度ですが、無糖のヨーグルトは40~60kcal程度と低カロリーでなのでフルーツやジャムなどアレンジすることで種類が豊富で楽しみながら味わうことができます。

まとめ

甘いものをとると幸せホルモン「セロトニン」が作られやすくなり、精神を安定させたり、脳の活性化につながり、満腹感が得られやすくなります。

しかし「無性に甘いものが食べたくなる」「甘いものを食べないとイライラする」などよく感じることがあるときは、もしかしたら睡眠不足やストレス、栄養素が不足している可能性があります。思い当たる原因を改善するように心がけていきましょう。