睡眠の質を上げる

部屋だけでなく脳内も大掃除!頭を整理してスッキリ眠ろう!

年末年始、空いた時間に家を大掃除しちゃおう!と考える方が多いはずですが、せっかくなので頭の中も大掃除してみませんか?部屋が綺麗になるのに加え、もっと過ごしやすく眠りやすくなるはず!

■精神的な脳内のお掃除

社会人は多くの悩みや不安を抱えています

「明日は職場であれやってこれやって…」「やりたくないけどアレをしなくちゃ…」など、布団の中に入ってやることが無くなると急に、不安なことを考えてしまいがち

そうなる前に不安な事やモヤモヤしそうな事は脳内から「出して」整理してみることをお勧めします。筆者も過去に何度も実践しているのが、頭の中で気になることを「紙に書きだす事」。

 

「何を」悩んでいるのか書き出してハッキリさせましょう

ぼんやりと頭の中で「不安だ…」と考えるのではなく「いつ」「どこで」「何が」「なぜ」「どうやって」等、不安なのかを具体的に書き出します。口に出して読んだり、誰に聞かせるわけでなく心情を語ってもいいでしょう。

すると頭の中でモヤモヤしていた問題が具体化し鮮明になることで「自分で・すぐに解決できるか?」「自分だけでは解決しないか?」などがハッキリします。

例)
将来が不安だ…【不安要素が漠然としている】
書き出して1つずつ理由を詰めていく

①いつ頃の?
→60代と過程。あと●●年ある!
【時間・時期の具体化】

②なぜ?
→お金の心配がある
→→年金制度や仕事は自分だけでは解決できない。
自分で出来る事を増やして不安を解消しよう
【課題の具体化】

③どうやって?
→仕事量を増やす
→→会社務めだから限界がある
→→副業や投資をするか?
【行動の具体化】 等

一例ですが、1つ1つ何が原因かを具体化していくことで不安な事がわかってきます。そして「出来る事はやる・出来ない事はいったん忘れる」という割り切りも、大事なのです。

■物理的な脳内の掃除

日々の寝不足が将来大きな悪影響なんてことに…

2019年2月に発表された麻酔による睡眠の研究によると、人は眠っている間に脳内を掃除しているようなのです。特に深い睡眠=レム睡眠をしている際に効率良く脳内の老廃物を排出できるといった内容でした。

但し、一日二日で実感できる事ではなく将来的な影響が大きいとのことで、アルツハイマー型認知症の予防に繋がるとされているのです。若年期からしっかりレム睡眠を習慣化することで将来的な脳の健康が得られると考えるものだったのです。

短期的な老廃物の排出と言う意味では、ヘッドマッサージやヘッドスパもおすすめです。睡眠中に脳脊髄液と呼ばれる物質がリンパに代わり脳内を巡るそうです。この液体の中に幸せを感じられたり、苦痛を和らげるβエンドルフィンという物質が含まれています。

睡眠中の脳脊髄液がスムーズに流れるよう、日中に頭皮を揉んだりストレッチ、時には贅沢してヘッドスパなどを受けて血流を改善する事で、睡眠中にも身体を休める事が出来るのです。

■まとめ

部屋の大掃除をすると達成感から気持ちが朗らかになりモチベーションも上がります。同様に、頭の中のアレコレもこの機に整理整頓して健やかな気持ちで眠り、この忙しい冬を乗り越えましょう!

ABOUT ME
utanpapa
パフォーマー・俳優としても活動しつつ、イベント企画・運営事務所代表を務めています。新しい事が好きなのでコロナ禍をきっかけに デザイナー、カメラマン、映像編集者、ライターとしても一気に活動を開始し珍しい体験の数々を文章に綴っています。