睡眠時間と寿命の関係性とは 寿命は睡眠時間で変わる？

2021年の平均睡眠時間の調査では、日本は7時間22分という結果になり、33カ国の中で最も睡眠時間が少ないことがわかっています。

「日本人は、働きすぎ」とも言われているのもその影響があるのでしょう。更に子供の勉強時間やスマートフォンの使用により、睡眠時間が少なくなってしまっていることもあるでしょう。今回は、長生きと睡眠時間の関係性について紹介させていただき、睡眠の重要性について見直していきましょう。

理想の睡眠時間は年齢によって違う⁈

理想的睡眠時間は、年齢によって異なります。若年層に比べて年齢が上がるにつれ、睡眠時間が少なくなっていきます。成人の場合、個人差はあるものの、6~7時間前後の睡眠時間をとることが理想的です。

年齢	睡眠時間
〜10歳	8〜9時間
11〜15歳	8時間
16〜25歳	7時間
24〜45歳	6.5時間
46〜65歳	6時間

加齢とともに眠りは浅くなるの？

おじいちゃんやおばあちゃんはなぜ早寝早起きなのか。昔から不思議に感じていた方もいるのではないでしょうか。

実は、体内時計が関係していて、加齢と共に変化し、睡眠が浅くなってしまうからなのです。加齢になるにつれ、ノンレム睡眠（深い眠り）が減っていき、レム睡眠（ノンレム睡眠）が増えるようになり、浅い眠りのため、起きやすくなってしまうのです。

長生きと睡眠時間の関係性

ある睡眠調査では、6時間睡眠している人は7時間から8時間睡眠をしている人と比べ、2.4倍死亡率は高くなるといった結果がでたそうです。また、7時間睡眠をしている人が最も長生きで５時間未満は寿命が縮まると言うことが明らかになっているそうです。

睡眠の働き

不規則な生活を続けるメリット無し！

人間にとって、睡眠は心身ともに休息するための大切な時間になります。不規則な生活を続けていくことは、デメリットしかありません。不規則な生活を続けていくことは、何のメリットもありません。

まとめ

仕事やライフスタイルにより、朝型と夜型に分かれてしまう場合がありますが、基本的に人間は日中の方が作業効率や集中力が高くなり、太陽が沈むと脳の働きが低下していきます。

人間にとって、睡眠は、人生の3分の1を占めていて、健康に欠かせないことです。理想的な睡眠時間を確保することが難しい場合でも、最低6時間は睡眠時間を確保できるように心がけていきましょう。