今日の難読漢字は
「剪刀」
「聖林」
「洋琴」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「剪刀」!
「剪」という一文字では、「せん」や「ほろぼす」なんて恐ろしい意味のある漢字ですが、これに「刀」が加わってしまうと、むしろ怖いですね・・・。
植木などを「剪定する」というときにも使われる漢字であることから、盆栽などが趣味のお父さんやおじいちゃんには簡単な問題かもしれませんが、「剪刀」は何と読むでしょうか?
ヒントをみながら考えていきましょう!
「剪刀」の読み方のヒントはコレ!
「剪」の一文字だけでも同じ読み方ができます。
チョキチョキ、あの文房具です。
「剪刀」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ハサミ」です!
読み方が分かれば何となくそんなものかな、という気がしますが、文房具の「剪刀」は「ハサミ」というイメージで、盆栽など植木に使うものはそのままこの漢字の「剪刀」という感じがしますね。
物を切る、紙を切る道具としてとても便利な道具のハサミですが、その歴史は紀元前10世紀頃まで遡ります。
すでに古代ギリシアでは羊の毛の収穫にはハサミが使われていたそうで、二つの刃で挟んで切る仕組みがそんな昔からあったなんて驚きですね。
次の難読漢字は「聖林」!
これはそのまま「せいりん」や「しょうりん」ではありません。
読み方としては、当て字ではあるんですが、音読みでも訓読みでもなく・・・。
それでも、この読み方に対してこの漢字を当てた方のセンスの良さを感じます。
ヒントを参考に、センスの良い「聖林」の読み方を考えていきましょう!
「聖林」の読み方のヒントはコレ!
カタカナで「〇〇〇〇〇」の5文字です。
「聖」は英語で「ホーリー」です。「林」は・・・?
「聖林」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ハリウッド」です!
言わずと知れたハリウッドは、映画の聖地とも言えるべき場所ですね。
この「ハリウッド」は、英語で書くと「ホーリー・ウッド」。
「聖」は英語で「ホーリー」、「林」は英語で「ウッド」・・・? ってあれ?
そう、「林」ではなく「森」の方が完璧だったのに・・・と思ったのは私だけでないはずwww
それでも、英語に訳してそれを漢字に当てるなんて、すごく頓智のある漢字ですね。
ハリウッドといえば、今でこそ映画の聖地となっていますが、当時のアメリカでは反対側の東海岸が経済の中心地。当時の映画は、カメラのレンズやフィルムの感度の問題から屋外のような明るい場所でしか撮影ができなかったこともあって、次第に撮影場所が西にずれていき、映画撮影を行うに十分な明るさを確保しやすい地中海性気候の西海岸側に移っていった、そんな歴史がある場所なんです。
夢は大きく、「聖林スター」ですね!
最後の難読漢字は「洋琴」!
西洋の「洋」に「琴」。パッと見ただけでも何かの楽器ということが分かりますね。
しかも、「琴」というからには「弦楽器」と予想しますが、どうでしょうか?
それではヒントを見ながら「洋琴」の読み方を考えていきましょう!
「洋琴」の読み方のヒントはコレ!
字の通り、カタカナで表記する楽器です。
ベートーベン、モーツアルト、バッハなど。誰もが使う楽器です。
「洋琴」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ピアノ」です!
ピアノは、黒と白の鍵盤88個から成る、「鍵盤打(弦)楽器」です。
打楽器といっても、ピアノの本体の中には「弦」があって、その「弦」を鍵盤→ハンマーで弦を叩いて音を鳴らしているので、弦楽器ともいえなくもないですね。
楽器のとしてはかなり大型の部類になりますが、出せる音域は低音から高音まで非常に広く、オーケストラの全音域よりも広いのが特徴です。また、鍵盤の叩き方一つで音色も変えることができるし、一人だけで10個の音まで同時に出せる、まさにパーフェクトな楽器。
有名な音楽家であればもちろんのこと、音楽人であればピアノが弾けることは当然のごとく、皆さんピアノに親しんでいますよね。
ちなみに、ピアノの正式名称は「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」といい、意味は「強い音も弱い音も出せるチェンバロ」。
音楽用語で「ピアノ」は弱く、「フォルテ」は強く、といった意味があり、「ピアノ」はその略語になりますが、その正式名称だけを見ても、凄さが伝わってきます!