漢字読み講座

【今日の難読漢字】「明く」「開く」「空く」「責任転嫁」「静粛」あなたは読めますか?

今日の難読漢字は

「明く」

「開く」

「空く」

「責任転嫁」

「静粛」

の5つです。

さて、なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「明く」

「明く」と書いて、(あかるく)ではありません。

色々な読み方があるため、「明く」だけの言葉で見れば

ちょっとわかりにくいかも知れません。

さあ、なんと読むか分かりますか?

「明く」読み方のヒントは?

色々な読み方があるため、先に答えとは違うものを書いておきます。

ひらくでもありません。

みょうくでもありません。

あかるくでもありません。

あかくでもありません。

それ以外です!

さて、わかりましたでしょうか?

「明く」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇く」です。

そのまま読み仮名を入れれば完成です!

さあ、もうわかりましたか?

「明く」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「あく」

です!

正解を知ってしまえば、「あ~!」と納得する人も多いでしょう。

単純明快な答えなのですが、

つい難しく考えてしまいがちです。

 

「明く」は夜が明けるの(あける)など、年月など時が経つことに対して使います。

明くる年(あくるとし)などもそうですね。

喪が明ける、などもこの漢字を使います。

未来への希望は明るくという意味で、この漢字になったのかも知れません。

2つ目の漢字は「開く」

「開く」は(ひらく)以外には何と読むか分かりますか?

よく口に出している言葉だと思います。

一度(ひらく)という印象が付いてしまえば、

他の読み方が難しいかもしれませんが

もうひとつ読み方があります。

さて、開くと書いてなんと読むか分かりますか?

「開く」読み方のヒントは?

「開」という字は(ひらく)の他に、

全開、開票、開店などの(かい)とも読みます。

他にも鍵を開けるなどとも読みますよね?

ここまで来たらもう簡単かもしれません。

さて、なんと読むでしょうか?

「開く」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇く」です。

さあ、もうわかりましたか?

「開く」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「あく」

です!

 

鍵を開ける、扉が開くなど、閉じている物を開ける(あける)ときに「開く」と使います。

店を開ける時などもそうですね。

反対語は「閉じる」です。

普段口にはしているけれど、漢字となると少し戸惑う漢字のひとつです。

ぜひ、覚えておきましょう。

 

3つ目の漢字は「空く」

「空く」と書いて、なんと読むでしょうか?

タイトルにもありまうが、(すく)じゃありません。

もちろん(そらく)(からく)でもありません。

その場所を占領していたものが、無くなってその場所が自由に使えるようになった時などに使います。

さて、空くと書いてなんと読むかわかりますか?

「空く」読み方のヒントは?

一旦、(そら)や(から)という読み方から離れましょう。

車でドライブしている時によく使う言葉です。

道だけじゃなく、駐車場、座席などにも使います。

もっと言えば、賃貸の部屋や月極の駐車場などにも使われます。

さて、なんと読むかわかりますか?

「空く」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇く」です。

さあ、もうわかりましたか?

「空く」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「あく」

です!

 

道が空いている、駐車場が空いている、座席が空いているなど、

今までは何かがあったものが、無くなった状態の時に使います。

他にも手が空く、体が空く、隙間が空くなど

よく口にしている言葉ではないでしょうか?

ぜひ、覚えておきましょう。

4つ目の漢字は「責任転嫁」

「責任転嫁」とは、自分の罪や責任を誰かになすり付けるという意味です。

「転嫁」という意味には、再婚という意味合いもありますが、

現在ではだいたい、自分を守るために他人に罪をなすり付けるという意味で使われます。

タイトルの通り、責任は(せきにん)で合っています。

それでは「責任転嫁」はなんと読むでしょう?

「責任転嫁」読み方のヒントは?

そもそも、なすりつけるという意味合いの言葉になぜ「」が付く?

と思う人もいるでしょう。

それは嫁がせる(とつがせる)の意味で、「嫁」が別の場所に移動することから、

別の人に嫁を移す=罪や責任を移す。となり、現在では転嫁だけでも同じ意味を持ちます。

昔、嫁はそういう扱いだったのかも知れませんが、ちょっと納得いきませんね。

ところで、読み方のヒントですがよく、「責任転換」と間違う人が居ます。

ただしくは「責任転嫁」です!

「責任転嫁」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「せきにん〇〇〇」です。

もうわかりましたか?

「責任転嫁」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「せきにんてんか」

です!

 

そもそも、すぐ誰かのせいにしたい人がよく責任転嫁します。

かなり迷惑ですよね。

覚えておきましょう。

5つ目の漢字は「静粛」

「静粛」という言葉で、読み方がピンと来ない人は

もしかすると周りの空気が読めてない人かもしれません。

空気を読むよりも前に、自分の感情を押さえられずにいる人かもしれません。

もしも、言われないとわからないのなら……?

 

さて、「静粛」と書いてなんと読むか分かりますか?

「静粛」読み方のヒントは?

意味は

静かに

慎む

ひっそりと静まり返っていること、またはそのような様子

です。

図書館などではみんなが静粛にしていますし、

会議や授業中などは言われなくても静粛にしていると思います。

あなたは、そのような場所で静粛にできていますでしょうか?

「静粛」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。

よく政治のテレビ中継や、裁判所などでは

皆さん、静粛に!

と発言しています。

皆さん、熱が入り過ぎているのでしょう。

さあ、もうわかりましたか?

「静粛」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「せいしゅく」

です!

 

「皆さん!静粛に!静粛にお願いします!」

と、言っている方が熱がこもっていることもあります。

静粛にお願いしたいですね。

ぜひ、覚えておきましょう。

まとめ

今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?

ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆

最後までお読みいただきありがとうございました!